【初心者向け】ポータブル電源の選び方8選!サイズと容量別や災害向けも紹介
初心者が押さえておきたい、ポータブル電源の選び方は、以下の8つです。
- 迷ったら1000Whの容量がおすすめ
- 耐衝撃性や耐水性があるもの
- 軽くて持ち運びやすい10kg以下のもの
- 日本法人があるメーカーであること
- 商品数が多いメーカーであること
- リン酸鉄リチウムイオン電池を選ぶ
- 最長5年の保証があること
- 安全に使える出力波形であること
この中で安全性に関してのポータブル電源の選び方は、別記事で解説していますので、併せてご覧になってください。
「耐衝撃性や耐水性」、「日本法人」、「商品数が多い」、「リン酸鉄リチウムイオン電池」、「長期保証」、「出力波形」の詳細が見れます。
この記事では、初心者がポータブル電源で押さえておきたい、以下の内容を紹介します。
- 迷ったら1000Whの容量がおすすめ
- 軽くて持ち運びやすい10kg以下のもの
「難しい用語があるのは避けたい!」そう考える方には、上記の2つだけチェックしておけば、自分にピッタリなポータブル電源が選べますよ。
安全性に関する選び方の項目は、内容が難しくポータブル初心者さんが固まってしまう可能性があるので、時間があるときにでも改めてチェックしてみてください。
ポータブル電源の選び方@:迷ったら1000Whの容量がおすすめ
ポータブル電源選びでは、容量が一番重要なポイントです。
なぜなら、小型のポータブル電源を買った人の多くが、「思ったより容量が足りない」「使える家電の種類が少ない」と感じるからです。
その人によって目的は異なりますが、迷ったら電子レンジや炊飯器も使える1000Whクラスのポータブル電源をおすすめします。
災害用に備えるなら、停電になっても通常通りに食事の支度ができるポータブル電源を選んだほうが安心だからです。
スマホやライトだけなら300Whの小型ポータブル電源でも十分ですが、キッチン家電を使うことを想定するなら、1000Whの中型をおすすめします。
実際に使える家電の種類を知りたい方は、以下から1000Wで使える家電の種類を、チェックしてみてください。
ポータブル電源の選び方A:軽くて持ち運びやすい10kg以下のもの
ポータブル電源選びで重要な項目のひとつが、重さです。
実際に持ったことがない方なら、「こんなに重いの?」とびっくりするくらいズシリときます。
たとえば、お米10kgは女性でも持てないことはないので、「同じくらいかな?」と思うかもしれません。
しかし、ポータブル電源は硬く重心が集中しているため、思っているより「ずっしり」と感じるもなのです。
私が持っている「ノア NMP822AC30」は11kgなのですが、女性の私が持ち運べるギリギリの重さだと感じています。
11kgでも移動が大変なので、ポータブル電源は10kg前後を目安にするといいですね。
「私は男性なのでもっと重くても大丈夫です」そんな声が聞こえてくるかもしれません。
しかし、災害時に10kg以上のポータブル電源を持って長距離を移動するのは大変ですし、災害時はキッチン家電を使う必要があるので、奥さんが持てる重さにしてあげてくださいね。
【ポータブル電源の選び方番外編】2000Whはおすすめできない理由
「大は小を兼ねる」ということで、容量が足りなかったときに備えて、2000Whの大型ポータブル電源を選ぼうとする方もいるかもしれません。
しかし、2000Whは目的がはっきりしない方以外は、避けましょう。
なぜなら、2000Whクラスのポータブル電源は、20kgくらいの重さになるからです。
いざ災害になって、20kgのポータブル電源を持って避難できますか?
背中にはリュックを背負って、片手には20kgのポータブル電源、小さな子どもがいればもう片手で手を繋がなければなりません。
一人で避難する場合でも、慌てているときに急に20kgのポータブル電源を持ち上げると、ぎっくり腰になるかもしれませんよ。
「在宅避難以外は持っていかない」「車中泊用に使いたい」などのケースでは2000Whでもいいですが、明確な目的がない方は1000Wh×2個使いがおすすめです。
ポータブル電源の選び方【容量とサイズ編】
初心者におすすめのポータブル電源は、1000Whだと解説しました。
ポータブル電源の容量、つまりどれだけ電気を溜めておけるのかの量は「Wh(ワットアワー)」の数値で分かります。
Whの数値が大きければ電気を多く溜められるので、使用時間が長くなりますが、その分サイズが大きくなり、持ち運びに不便なので注意が必要です。
1000Whのジャクリ1000Newだとサイズは327x224x247mmとなり、トースターより一回り小さい大きさで、キッチンに置いても邪魔になりません。
ポータブル電源買ったら無駄にしないため、普段使いがおすすめなので、キッチンに置いて置けるサイズを選びたいですね。
ポータブル電源の選び方【災害編】
ポータブル電源を災害用に買うときは、自然放電に注意する必要があります。
バッテリーの種類は以下の2種類があります
- 三元系リチウムイオン電池:数年放置すると自然放電で0%
- リン酸鉄リチウムイオン電池:100%で1年放置しても自然放電は5%
災害用に備えるなら、ポータブル電源は常に100%充電を維持したいですよね。
しかし、バッテリーはフル充電だと劣化しやすいので、通常は50%の残量を維持する使い方が推奨されています。
これでは、いざ災害が来たときにポータブル電源が100%充電されておらず、意味がなくなってしまいます。
だから、災害用にポータブル電源を選ぶなら、100%の充電で1年間放置しても自然放電が5%で済む、「リン酸鉄リチウムイオン電池」を選ばなければなりません。
100%充電が可能な「リン酸鉄リチウムイオン電池」なら、24時間365日ポータブル電源をコンセントに挿しっぱなしにしたままにでき、常に充電100%にできるため安心ですね。
また、繋ぎっぱなしでいいと、充電する手間がないメリットもあります。
さらにポータブル電源の選び方を知りたい方は、以下の記事も併せてご覧になってみてください。