ポータブル電源で買ってはいけないメーカーとは?失敗する特徴13選
この記事では、ポータブル電源の中でも「買ってはいけないメーカー」の特徴と、安全に使える製品の選び方について解説します。
結論として、極端に安い価格設定、保護回路不足の製品は発火や事故のリスクが高く、買ってはいけないポータブル電源メーカーです。
買ってはいけないメーカーの詳細をさらに確認したい方は記事の続きを、買って損することのないポータブル電源ジャクリ1000Newは以下から確認してみてください。
- 買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴13選
- 買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴@:PSEマーク未取得
- 買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴A:相場より極端に安い
- 買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴B:会社情報や連絡先が不明慮
- 買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴C:不自然なレビューが多い
- 買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴D:保証が短い
- 買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴E:音がうるさくて深夜に使えない
- 買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴F:重く女性が持ち運べない
- 買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴G:差込口が足りない
- 買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴H:対応温度の範囲が狭い
- 買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴I:急に充電が0になる
- 買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴J:買ってすぐに壊れた
- 買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴K:リコールが発生している
- 買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴L:正弦波ではない
- ポータブル電源で発火や事故につながる原因について
- 安全なポータブル電源を選ぶための7つのチェックポイント
- 信頼できるおすすめのポータブル電源メーカー
- 買ってはいけないポータブル電源メーカーのまとめ
買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴13選
ポータブル電源は、防災やアウトドアなど幅広い用途で活躍しますが、中には安全性や品質に問題のあるメーカーも存在します。
ここでは、発火や故障などのトラブルを避けるために注意すべき13の特徴を解説します。
買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴@:PSEマーク未取得
日本では、安全にポータブル電源を使うための基準として、「PSE認定マーク」があります。
PSE認定マークとは、日本の電気用品安全法にもとづく基準を満たしたことを示すマークです。
youtubeでポータブル電源最高!ポータブル電源最高!って動画がたくさん流れて来るけど、ポータブル電源による火災が結構起きてるのでちょっと気をつけた方がいい。
— OJSN (@iamojsn) August 29, 2024
ポータブル電源はPSEマークの対象外だし。
ポータブル電源本体はPSEマーク取得の対象外ですが、付属されているACアダプターは対象となるため、事前に確認しておきましょう。
マークがないモバイルバッテリーや家電製品の製造・販売は違法なので、ポータブル電源を買う前に取扱説明書、メーカーサイトで必ずPSEマークがあるか確認しましょう。
買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴A:相場より極端に安い
??注意ください??
— ポータブル電源 PowerArQ 公式 (@powerarq) September 14, 2021
偽サイトのご通報を受けましたので共有いたします。
?商品の販売価格が極端に安い
?公式サイトに載っている正規取扱店でない
?運営会社の所在地や連絡先等の記載がない
上記のようなサイトは詐欺の可能性が高いので、皆様十分にお気をつけください。よろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/5sR9NdAEY6
同容量・同性能のポータブル電源製品と比べて極端に安い場合は、内部部品の品質低下や安全対策の省略が懸念されるため、注意してください。
大容量モデルで相場より数万円安い場合は、特に要注意です。
ポータブル電源の価格は、性能や安全性に比例する傾向があるため、安さだけで選ぶのは危険です。
買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴B:会社情報や連絡先が不明慮
ポータブル電源の公式サイトに会社名や所在地、問い合わせ先が記載されていない場合は、購入後のサポートや修理対応が期待できないので、避けるべきです。
さらに、事故や不具合が発生した際の対応責任も曖昧になります。
信頼できるポータブル電源メーカーは、連絡先や会社情報を明確にしているので、購入前に必ず確認しましょう。
買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴C:不自然なレビューが多い
ポータブル電源の口コミがすべて高評価、または短期間に集中して投稿されている場合は、信頼性が乏しいと判断できます。
これらの口コミに当て待っていると、レビューの内容と実際の使用感や耐久性が一致しないことが多くあります。
買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴D:保証が短い
600Wクラスのポータブル電源壊れた(-_-;)
— たっきー (@MotoManiax) January 25, 2025
外観異常無いがAC出力されず。
FETでも飛んだか?加負荷かけて無いんだけどなあ。
DCは問題ないので、DC専用で使うかな。保証期間だけど、サポート不通らしいし、中華だから諦めよう。1年半しかもたなかった。
無名のポータブル電源は破格のお値段なのでつい欲しくなってしまいますが、メーカー保証がない、または1〜2年しかないものがあります。
ジャクリのような大手メーカーでは、2〜5年の保証期間があります。
5年もの長期保証が付けられるのは、それだけ自信を持っている証拠なのでしょう。
保証期間が短いポータブル電源は、買ってすぐに問題が起きる可能性があるため、買ってはいけないメーカーのひとつです。
買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴E:音がうるさくて深夜に使えない
ポータブル電源は、冷却するためファンの音がします。
特にキャンプで使う予定なら、動作音が低いものを選ぶようにしましょう。
【俺の小道具】
— とりあえずタクシー (@notteke_taxi) January 8, 2023
車中泊で使ってるポータブル電源。
日頃の通勤時にシガーソケットから少しずつ充電してます??
世の中に数多くあるポータブル電源ですが冷却ファンの無い無音タイプはこのシリーズの500wと1000wの2つしかないんです。
密閉された車内ではファンの音はかなりうるさいですからね???? pic.twitter.com/ckIHmfP5au
ポータブル電源の動作音は、密閉空間で特に気になるようですね。
アウトドアなら屋外の音がするので気にならないかもしれませんが、車中泊をするなら静かな音のポータブル電源を選びたいですね。
ファン音やボタン音が大きい製品は、夜間や静かな環境での使用に向いていません。
格安製品では、設計段階での防音対策が不十分なことから、音がうるさいポータブル電源が多いので注意してください。
買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴F:重く女性が持ち運べない
ポータブル電源は小さくても意外と重いので、女性が使う場合は注意しましょう。
重いからといって「ダメなメーカー」ではありませんが、移動が困難なほどのポータブル電源を買っても、持ち出しが不便なため使う頻度が減る可能性があります。
Bluettiポータブル電源、中容量AC70と200Wソーラーパネルのセットが理想的かも
— 326@予定は未定 (@paul_ver401) April 15, 2025
大容量のAC180にしたいけど本体が16kgだと自分はいいけど親が運ぶには重すぎる(AC70は10.2kg)
120Wのソーラーパネル1枚だと満充電まで時間がかかり過ぎる印象
災害時の繋ぎとして使うには200Wを選択すべきかな?と思ってる
ポータブル電源の16kgは、高齢者には重いみたいですね。
また、大容量で重たいポータブル電源を蓄電池としてポータブル電源を選ぶ場合は、台車があるか、設置のための工事を依頼できるかを確認するようにしてください。
また、同容量の他のポータブル電源製品と比較して極端に重いときは、バッテリーや筐体の設計が古く効率が悪い可能性があるので注意ましょう。
買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴G:差込口が足りない
ポータブル電源のACコンセントやUSBポートの数が少ないと、複数機器を同時に使用できません。
差込口不足は実用性を大きく損なうため、用途を想定して必要数を満たす製品を選びましょう。
買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴H:対応温度の範囲が狭い
ポータブル電源を選ぶなら、対応温度の広いものがおすすめです。
今時ならポータブル電源も車内に積んでおくべきかと思いつつ…真夏の熱がねえ…
— むつを (@Xmto118) December 19, 2022
冬装備として管理できる人ならアリかな?
ジャクリ1000Newの場合は45度までなので、車内に放置するのはギリギリですね。
安いポータブル電源だと、45度まで耐えられない仕様のものもあるので注意してください。
バッテリーで火災が起きたなどのトラブルに遭わないよう、有名メーカーのもので、安全対策がされているものを選びたいですね。
使用可能温度の範囲が狭い製品は、冬場や夏場の屋外利用でトラブルが起きやすくなるので、できれば避けたほうがいいでしょう。
買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴I:急に充電が0になる
以下の特徴に当てはまるポータブル電源を買うと、急に充電が0になるリスクがあります。
- 売れ残り商品を売っている
- 充電が0の状態で届いた
メーカーから直接ポータブル電源を買う場合は、保証期間があるので、急に充電が0になっても保証が受けられます。
しかし、メーカー外のショップから、売れ残り品を買う場合は、保証が効かないことがあるので注意してください。
長期間充電されていない商品が届くと、バッテリーが劣化していて、充電しても急に0になる可能性があります。
また、メーカーから届いた商品でも、0の状態で届いたら、すぐにフル充電できるか確認しましょう。
買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴J:買ってすぐに壊れた
買ってはいけないポータブル電源のひとつが、「買ってすぐに故障した」という口コミが多いメーカーです。
大手メーカーでも初期不良が一定数あるので仕方がありませんが、無名メーカーだと故障で修理や交換に対応してもらえないかもしれません。
Amazonでで買ったポータブル電源が故障した。これで交換品にして2回目。電源が切れないのは致命的な欠陥で危険。 pic.twitter.com/ePtwPoPZtw
— ミクタン【自転車PC垢】 (@PC40662487) December 14, 2021
通販では、謎のポータブル電源が売られていることがあるので、注意したいですね。
買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴K:リコールが発生している
経済産業省のホームページには、ポータブル電源のリコール情報が掲載されています。
有名なポータブル電源メーカーでも、一部の機種でリコールが発生していることがあるので、買うときは事前に確認したいですね。
リコール履歴はメーカーの公式サイトや経済産業省の発表で確認できます。
買ってはいけないポータブル電源メーカーの特徴L:正弦波ではない
ポータブル電源を選ぶときは、「正弦波」であるか確認しましょう。
出力波形が「正弦波」ではないポータブル電源を使うと、家電製品が壊れてしまう可能性があります。
安いポータブル電源では、コスト削減のため「矩形波」や「修正正弦波」が使われていることがあるため、事前に確認してください。
正弦波のポータブル電源には、エコフロー・ジャクリ・JVC・アンカーなどがあります。
有名なポータブル電源メーカーを選べば、正弦波が採用されていること多いので、安心して家電製品を使えますよ。
ポータブル電源を買うべきか迷っている方は、以下の記事も併せて参考にしてください。
ポータブル電源で発火や事故につながる原因について
ポータブル電源の事故は、ほとんどが内部構造や使用部品の品質に起因しています。
ここでは、ポータブル電源の危険な構造や素材がもたらす火災や事故のリスクを解説します。
粗悪なリチウムイオン電池の使用
リチウムイオン電池は高エネルギー密度で軽量というメリットがありますが、粗悪品やリサイクルバッテリーを使用すると発火や爆発のリスクが高まります。
製造工程での不純物混入やセルの劣化が進んでいる場合は、充電中や使用中に急激な発熱が発生し、事故につながるため危険です。
信頼できるポータブル電源のメーカーはセルメーカーを明記しているので、品質管理を徹底していると言えます。
過充電・過放電を防ぐ保護回路不足
安全なポータブル電源には、バッテリーを保護するためのBMS(バッテリーマネジメントシステム)が搭載されています。
これがない、または不十分な場合は、過充電・過放電が起こり、バッテリーの劣化や発火のリスクが急激に高まります。
安価な製品では保護回路を簡略化してコストを削減している例が多いため注意したいですね。
非正弦波出力による機器トラブル
出力波形が非正弦波(修正正弦波)の場合、家電や電子機器が本来の性能を発揮できず、最悪の場合は故障を引き起こします。
モーターやコンプレッサーを搭載した機器では、発熱や動作不良の原因になります。
ポータブル電源の発火の直接的要因になるケースもあるので、安全性を重視するなら純正弦波モデルを選ぶべきです。
安全なポータブル電源を選ぶための7つのチェックポイント
安全性の高いポータブル電源を選ぶには、見た目や価格だけでは判断できません。
ここでは、購入時に必ずチェックしてほしい7つの基準を紹介します。
正規販売店・公式代理店での購入
ポータブル電源を正規ルートで購入すれば、製品保証やアフターサポートが受けられ、偽物や中古品をつかまされるリスクがありません。
ネット通販でポータブル電源を買うときは、出品者の情報や販売ルートを必ず確認し、公式が推奨する販売店から購入しましょう。
安全認証(PSE、UL、FCCなど)の確認
PSE(日本)、UL(米国)、FCC(米国)などの安全認証は、製品が一定の安全基準を満たしている証です。
認証マークがあるかどうかだけでなく、実際にその認証番号が登録されているかも確認すると安心です。
容量・出力の適正化
自分の用途に必要な容量と出力を把握し、それに見合ったポータブル電源を選びましょう。
容量不足はもちろん、無駄に大容量すぎても重量や価格が無駄に高くなります。
スマホ充電から家電稼働まで、使用目的に応じたスペック選びが大切です。
出力波形が純正弦波であること
純正弦波は家庭用電源と同じ波形のため、ほとんどの機器に安全に使用できます。
修正正弦波ではモーター機器や精密機器に悪影響を与える恐れがあるため、仕様欄に「純正弦波」と記載されているか必ず確認しましょう。
ポート数・種類の充実度
USBポートやACコンセント、DC出力など、自分が使いたい機器に必要なポートが揃っているかを確認しましょう。
アウトドアや防災用途では、複数デバイスを同時に接続できるポート構成が便利です。
保証期間とサポート体制の明記
ポータブル電源の保証期間は製品の品質への自信の表れです。
1年以上の保証があるか、また修理や交換の条件が明記されているかをチェックしましょう。
また、サポート窓口の有無や対応の早さも重要な比較ポイントです。
実績と信頼のあるメーカー選び
長年販売実績があり、ユーザーからの評判が安定しているポータブル電源メーカーは、安全性や耐久性の面で信頼できます。
ネット上のレビューだけでなく、第三者の比較サイトや専門誌の評価も参考にしましょう。
信頼できるおすすめのポータブル電源メーカー
危険なメーカーを避け方がわかったら、次は安全性や性能に優れたメーカーを選ぶようにしてくださいね。
ここでは、防災やアウトドアで実績がある、信頼性の高いポータブル電源メーカーを4社紹介します。
Jackery:アウトドア・防災の実績豊富
Jackeryは世界的に有名なポータブル電源ブランドで、アウトドア市場で高い評価を得ています。
日本国内ではPSEマーク取得済みで、安全性と耐久性に優れています。
防災用途に特化したモデルも多く、バッテリー寿命の長さや充電の安定性が特徴です。
EcoFlow:高速充電と高性能バランス
EcoFlowは独自の急速充電技術を搭載し、短時間でフル充電できるのが最大の強みです。
大容量でもコンパクト設計で、家庭用バックアップ電源としても人気ですよ。
純正弦波出力でほとんどの家電製品に対応します。
Anker:手頃な価格と安定した品質
Ankerはモバイルバッテリーで培った技術をポータブル電源にも活かしており、安定した品質と手頃な価格帯が魅力です。
安全認証取得済みで、家庭用からアウトドアまで幅広く対応するモデルをラインナップしています。
BLUETTI:大容量モデルに強い
BLUETTIは大容量・高出力モデルを得意としているポータブル電源メーカーで、太陽光発電との組み合わせで長期的な電力供給が可能です。
高品質なリチウム鉄リン酸電池(LiFePO4)を採用しており、サイクル寿命が長く、長期間の使用にも安心です。
買ってはいけないポータブル電源メーカーのまとめ
ポータブル電源の危険なメーカーや発火リスクのある特徴について解説をしてきました。
結論として、安全性を軽視した製品は価格の安さ以上に大きなリスクを伴うので、長期的には損失となります。
一方で、信頼できるメーカーの製品を選べば、防災やアウトドアでの安心感が格段に高まり、突然の停電や緊急時にも頼れる存在となりますよ。
今すぐ安全で高品質なポータブル電源を選びたい方は、公式サイトをチェックして、最新モデルやキャンペーン情報を確認してみてください。
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