日本製のおすすめポータブル電源と中国製で日本企業の製品11選を紹介
この記事は、日本製のおすすめポータブル電源を厳選して紹介します。
結論から言いますと、日本の製造となるのは、ケンウッド1社のみでした。
あとは日本企業が販売する中国製のポータブル電源11選も見つかったので、併せて紹介します。
日本製のポータブル電源は以下のURLからチェック、日本企業の製品を見たい人は続きを読み進めてください。
- 日本製と海外製のポータブル電源の違い
- 日本製または日本企業のポータブル電源おすすめはケンウッド(ビクター)
- 日本企業のポータブル電源の選び方
- 日本製ではないけど日本企業の製品でおすすめのポータブル電源11選
- 日本企業のポータブル電源おすすめ@:多摩電子工業(中国に自社工場あり)
- 日本企業のポータブル電源おすすめA:クマザキエイム(中国製)
- 日本企業のポータブル電源おすすめB:エレコム(中国製)
- 日本企業のポータブル電源おすすめC:LACITA(ラチタ、組み立ては海外)
- 日本企業のポータブル電源おすすめD:アイリスオーヤマ(中国)
- 日本企業のポータブル電源おすすめE:オウルティック(中国製)
- 日本企業のポータブル電源おすすめF:ホンダ(中国製)
- 日本企業のポータブル電源おすすめG:アンカー(中国製)
- 日本企業のポータブル電源おすすめH:ジャクリ(中国製)
- 日本企業のポータブル電源おすすめI:エコフロー(中国製)
- 日本企業のポータブル電源おすすめJ:YOSHONO(中国製)
- 日本製のおすすめポータブル電源のまとめ
日本製と海外製のポータブル電源の違い
当サイトが調査したところ、100%日本製と呼べるポータブル電源は、ケンウッドのみでした。
商品ページやパッケージに「日本製」と書かれているものが、日本製だと言えます。
日本製と海外製のポータブル電源の違いは、以下の通りです。
- 日本企業のサポートが得られる
- 再生バッテリーを使用している
海外製のポータブル電源と、日本製のポータブル電源は、品質に大きな違いはありません。
しかし、日本企業が販売する商品のため、100%日本の企業から修理・不具合時のサポートが得られる安心感が得られるのが特徴です。
日本製のポータブル電源を選ぶことで、「高品質に投資できる判断力のある人」という満足感が得られ、買い替えの頻度を減らし、「緊急時時でも確実に稼働できる」という安心感が得られるのは日本製ならではです。
日本製または日本企業のポータブル電源おすすめはケンウッド(ビクター)
引用:楽天
当サイトが12種類の企業のポータブル電源を調べたところ、日本企業の商品であっても、海外製のものが多数でした。
一方で、ケンウッドのポータブル電源だけは、公式サイトに「日本製」の文字があります。
ビクターとケンウッドは経営統合され、JVCケンウッドは中国製のジャクリコラボもありますが、ケンウッドは工場が新潟県長岡市にある純日本製製品の「IPB01K」が売られています。
- 電気自動車の再生バッテリーを使用
- −20度〜60度までと適応温度の幅が広い
- 633Whで災害の備えとしては十分
IPB01Kの適温範囲が広いのは、電気自動車の再生バッテリーを使っているからです。
電気自動車の再生バッテリーは、熱や寒さに強く、衝撃にも強いため、車内での使用や防災用としても適しています。
日本企業のポータブル電源の選び方
ここでは、日本企業が発売するポータブル電源で、中国製の製品の選び方を紹介します。
ポータブル電源の主流は中国製品となっており、中国製=品質が悪いという図式はもう成り立ちません。
しかし、日本企業が販売するポータブル電源だから100%安全とは言えないので、以下で最低限押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
選び方@:アフターサービスが充実している
中国製であっても、日本企業が販売するポータブル電源は、日本の企業のサポートが得られるメリットがあります。
サポートが日本にあれば、日本語でサポートが受けられ、修理や不具合時の対応がスムーズです。
選び方A:リン酸鉄リチウムイオン電池や固体電池を採用していること
日本企業が販売するポータブル電源の中でも、最も重要なのは電池の種類です。
従来から使われる三元系リチウムイオン電池では熱や衝撃に弱く、火災の恐れがあるため避けることをおすすめします。
一方で、最新機種で使われることが多い、リン酸鉄リチウムイオン電池なら、三元系リチウムイオン電池よりも火災リスクが少ないため、安全面でおすすめです。
選び方A:災害時の使用に適していること
日本製のポータブル電源を選びたい人の多くは、安全性や誰でも簡単に使える商品を選びたいはずです。
安全性は電池の種類でも比較できますが、「PSE認証済み」や「防災認定マーク付き」のものを選ぶと、一定基準を満たしているため、安心して備蓄できるようになります。
できれば、「長期保管OK」と書かれているポータブル電源を選びましょう。
長期保管OKとは、自然放電が少ないリン酸鉄イオンリチウム電池を採用しており、充電回数が少なくてもいざというときに使える商品のことです。
日本製ではないけど日本企業の製品でおすすめのポータブル電源11選
ここでは、日本製のポータブル電源ではありませんが、日本企業があり日本語のサポートが期待できるメーカーを11選で紹介します。
日本企業のポータブル電源おすすめ@:多摩電子工業(中国に自社工場あり)
引用:多摩電子工業
項目 | 内容 |
---|---|
電池の種類 | リチウムイオン電池 |
PSE認証 | なし |
長期保管 | なし |
URL | 製品ページ |
多摩電子工業は、神奈川県にある日本の企業です。
中国に自社工場を構えており、蘇州工場、東莞工場でポータブル電源を製造しています。
500Wのコンパクトサイズなので、キャンプや車中泊などのアウトドアに使う場合にちょうどいいポータブル電源でしょう。
日本企業のポータブル電源おすすめA:クマザキエイム(中国製)
引用:クマザキエイム
項目 | 内容 |
---|---|
電池の種類 | リチウムイオン電池 |
PSE | なし |
長期保管 | なし |
URL | 製品ページ |
クマザキエイムは、神奈川県にある日本の企業です。
2011年の東日本大震災をきっかけに、防災用品の製造にも力を入れ出し、小型のポータブル電源を販売しています。
クマザキエイムのポータブル電源は、小型で持ち運びしやすいのが特徴です。
日本企業のポータブル電源おすすめB:エレコム(中国製)
引用:エレコム
項目 | 内容 |
---|---|
電池の種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
PSE | なし |
長期保管 | 防災推奨マークあり |
URL | 製品ページ |
エレコムは、大阪にある電子機器を販売する日本企業です。
国内や海外に工場を持っていますが、ポータブル電源の製造は中国となります。
エレコムはマウスで有名な企業ですが、ポータブル電源も似たようなシンプルな見た目なので、部屋に置いてあっても違和感がないでしょう。
日本企業のポータブル電源おすすめC:LACITA(ラチタ、組み立ては海外)
引用:ラチタ
項目 | 内容 |
---|---|
電池の種類 | 三元系リチウムイオン電池 |
PSE | なし |
長期保管 | 防災安全協会認定 |
URL | 製品ページ |
ラチタは、大阪にある日本の企業です。
日本の企業が企画した商品ですが、製品の組み立ては海外になります。
ラチタのポータブル電源の大きな魅力は、世界初の水に強い特徴があることです。
湿度98%の環境や水が直接かかっても問題ない防水レベルなので、アウトドアで大活躍すること間違いなしでしょう。
日本企業のポータブル電源おすすめD:アイリスオーヤマ(中国)
引用:アイリスオーヤマ
項目 | 内容 |
---|---|
電池の種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
PSE | なし |
長期保管 | BMS(バッテリーマネジメントシステム) |
URL | 製品ページ |
アイリスオーヤマといったら、リーズナブルな家電を販売する日本企業の会社として多くの人に知られています。
ヤマダ電機など大手家電量販店でも、アイリスオーヤマのポータブル電源の取り扱いがあります。
本体が白で女性ユーザーが選びやすく、本体に置くだけでスマホ充電ができる点が魅力です。
日本企業のポータブル電源おすすめE:オウルティック(中国製)
項目 | 内容 |
---|---|
電池の種類 | リチウムイオン電池 |
PSE | あり |
長期保管 | BMS(バッテリーマネジメントシステム) |
URL | 製品ページ |
オウルティックは、神奈川県にある日本企業で、ふるさと納税でポータブル電源を買うこともできます。
403Ewや622Whなど小型のポータブル電源なので、アウトドアの環境に持ち出したり、災害用の備蓄として備えたりするのにちょうどいいでしょう。
女性でも持ち運べる10kg以下の重さである点も魅力のひとつです。
日本企業のポータブル電源おすすめF:ホンダ(中国製)
引用:ホンダ
項目 | 内容 |
---|---|
電池の種類 | リチウムイオン電池 |
PSE | なし |
長期保管 | なし |
URL | 製品ページ |
ホンダと言ったら、日本では知らない人がいないほどの有名な日本企業のひとつです。
売られているポータブル電源は、ホンダカラーの赤白のコンパクト製品と、業務用として使える脱着バッテリー式の2タイプがあります。
500Wのポータブル電源は在庫限りとなるため、早めの入手がおすすめです。
日本企業のポータブル電源おすすめG:アンカー(中国製)
引用:アンカー
項目 | 内容 |
---|---|
電池の種類 | リチウムイオン電池 |
PSE | なし |
長期保管 | なし |
URL | 製品ページ |
アンカーは中国の企業が販売するポータブル電源ですが、日本企業の子会社もあります。
そのため、中国のポータブル電源でも、日本企業とほぼ同等のサポートが期待できます。
アンカーはモバイルバッテリーでも有名で、ポータブル電源は499Wh〜2000Whと幅広い容量に対応するのが特徴です。
日本企業のポータブル電源おすすめH:ジャクリ(中国製)
引用:jackery jackery
項目 | 内容 |
---|---|
電池の種類 | リン酸鉄イオン電池 |
PSE | なし |
長期保管 | 防災推奨認定あり |
URL | 製品ページ |
ジャクリはアメリカ企業が販売するポータブル電源で、製造は中国です。
楽天やAmazonランキングでも常に上位を占めるほど、人気のポータブル電源メーカーだと言えるでしょう。
世界で500万台以上を販売した実績のあるポータブル電源メーカーです。
日本企業のポータブル電源おすすめI:エコフロー(中国製)
引用:エコフロー
項目 | 内容 |
---|---|
電池の種類 | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
PSE | なし |
長期保管 | 防災認定マークあり |
URL | 製品ページ |
エコフローは中国の企業が販売するポータブル電源メーカーですが、日本企業の子会社もあるため、日本企業並みのサポートが期待できます。
ジャクリ同様に、世界中で500万人に使用された実績があり、人気のあるポータブル電源メーカーだと言えるでしょう。
エコフローは大容量バッテリーでも、1.7時間の急速充電に対応しているメリットがあります。
日本企業のポータブル電源おすすめJ:YOSHONO(中国製)
引用:YOSHONO
項目 | 内容 |
---|---|
電池の種類 | 固体電池 |
PSE | あり |
長期保管 | UL2743、UL1973、UL1741、UN383 |
URL | 製品ページ |
ヨシノパワージャパンはアメリカの会社ですが、東京に日本の子会社がある日本企業です。
他のポータブル電源がリチウムイオン電池やリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているのに対し、ヨシノは固体電池です。
固体電池は日本発症の技術で、氷点下や高温での保管が可能なため、災害用の備蓄としておすすめします。
日本製のおすすめポータブル電源のまとめ
純日本製と言えるポータブル電源は、ケンウッドのみでした。
しかし、中国製造だからといって、性能自体は大きく変わりません。
- 純日本製:安心感を得たい人向け
- 中国製:同じ性能でコストを下げたい人向け
中国製のポータブル電源でも、日本企業が販売していれば、サポートが充実している可能性が高くなるため、安心して購入できるでしょう。
自分が何を求めるのか考えながら、紹介した商品から最適のポータブル電源を選んでみてください。
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