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2000Wのポータブル電源で使える家電4選!何ができるのか解説

 

この記事では、2000Wのポータブル電源で使える家電について解説します。

 

結論からいうと、2000Wクラスのポータブル電源があれば、エアコンや冷蔵庫、電子レンジ、ドライヤーといった家庭で欠かせない家電を稼働させることが可能です。

 

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2000Wのポータブル電源で使える家電4選!何ができる?

 

ポータブル電源を選ぶときは、災害時の非常用電源やアウトドア利用で「どんな家電が動かせるのか?」は気になるポイントでしょう。

 

ここでは、2000Wのポータブル電源で実際に稼働できる代表的な家電を4つ紹介し、それぞれの特徴や使用シーンを解説します。

 

2000Wのポータブル電源で使える家電@:エアコン

一般的な家庭用の小型エアコンなら、消費電力は500W〜1400W程度なので、2000Wのポータブル電源で問題なく稼働できます。

 

ただし、2000Wのポータブル電源でエアコンを連続使用できる時間は、2〜4時間程度に限られるため、長時間の利用には計画性が必要です。

 

それでも、短時間でも快適さを確保できるので、2000Wのポータブル電源があれば、災害時の安心感は大きいといえます。

 

2000Wのポータブル電源で使える家電A:冷蔵庫

非常時でも食材の保存を可能にしてくれる冷蔵庫は、家庭用の一般的な冷蔵庫なら100W〜200W程度なので、2000Wポータブル電源なら問題なく使用できます。

 

起動時に一時的に1000W以上の電力を必要とする場合がありますが、定格出力2000Wのポータブル電源なら十分対応可能です。

 

2000Wのポータブル電源の容量は2000Whクラスが多いので、10時間以上動かせるケースもあり、停電時に安心して食品を保存できるのがメリットです。

 

2000Wのポータブル電源で使える家電B:電子レンジ

電子レンジは消費電力が800〜1500Wと高いので、ポータブル電源の性能が試される家電のひとつです。

 

2000Wクラスのポータブル電源なら電子レンジを起動でき、また2000Whの容量で1〜2時間ほど使用できるため、停電時でも温かい食事を準備できます。

 

電子レンジは短時間の加熱調理が多く、災害時には食事の満足度を大きく高めてくれる点から、ポータブル電源との相性が良い家電といえるでしょう。

 

2000Wのポータブル電源で使える家電C:ドライヤー

ドライヤーは800〜1500Wと高出力を必要としますが、2000Wのポータブル電源であれば問題なく使用可能です。

 

ただし連続で使えるのは1〜2時間程度となるため、髪が長い女性や、複数人が使う場合には注意してください。

 

「年頃の娘がドライヤーを朝から使ってしまい、残量が0になった!」という話もよく聞きますよ。

 

しかし、停電時やキャンプなどで髪を乾かすだけなら十分な時間といえるでしょう。

 

ドライヤーは短時間でも快適性を大きく左右する家電なので、2000Wクラスのポータブル電源の恩恵を感じやすい機器のひとつだと言えます。

 

2000Whのポータブル電源の使用時間を計算する方法

 

ポータブル電源を選ぶうえで気になるのが「どの家電をどのくらいの時間使えるか」という点です。

 

ここでは、計算式と具体例を使って、使用時間を把握する方法を解説します。

 

消費電力と容量から稼働時間を算出する計算式

稼働時間は、以下の計算式で求められます。

 

稼働時間(h)= ポータブル電源の容量(Wh) × 使用効率(0.8程度) ÷ 家電の消費電力(W)

 

2000Whの電源で500Wの家電を使う場合は、2000 × 0.8 ÷ 500 = 約3.2時間の計算となります。

 

ポータブル電源の効率は製品によって異なっており、実際には80〜90%程度を見込むのが一般的なので、0.8または0.9をかけて計算してください。

 

家電別の稼働時間シミュレーション

実際の使用イメージをつかみやすいよう、2000Whクラスでの稼働時間の目安は、以下のとおりです。

 

  • 冷蔵庫(150W) → 約10時間以上
  • 電子レンジ(1000W) → 約1.6時間
  • エアコン(900W) → 約1.8時間
  • ドライヤー(1200W) → 約1.3時間

 

このように、消費電力が高い家電ほど短時間でバッテリーの電力を消費します。

 

調理やドライヤーのように短時間で使う家電はポータブル電源との相性が良いのですが、冷蔵庫やエアコンのように長時間使う家電は、計画的な使用がおすすめです。

 

同時使用時に気をつけるポイント

複数の家電を同時に使うときは、合計消費電力に注意しましょう。

 

冷蔵庫(150W)とテレビ(100W)を同時に使うと、合計250Wとなります。

 

この場合の稼働時間は、2000 × 0.8 ÷ 250 = 約6.4時間です。

 

また、瞬間的に大きな電力を必要とする「起動電力」がある家電(冷蔵庫や電子レンジなど)は、ポータブル電源の瞬間最大出力を超えると起動できません。

 

冷蔵庫や電子レンジを稼働させるためポータブル電源を選ぶときは、「定格出力」と「最大出力」の両方を確認しておいてくださいね。

 

2000Wのおすすめポータブル電源

2000Wクラスのポータブル電源は、各メーカーから高性能なモデルが揃っています。

 

ここでは、防災やアウトドアで頼れる1台を選ぶために、代表的な人気機種を比較しながら紹介します。

 

2000Wのおすすめポータブル電源@:EcoFlow DELTA 2 Max

 

EcoFlow DELTA 2 Maxは、2048Whの大容量と2000Wの定格出力を誇るモデルです。

 

特徴的なのは、最大2400Wまで対応する「X-Boost機能」により、通常では動かせない家電も使用可能なため、電動工具を使いたいときに役立ちます。

 

「X-Boost機能」はエコフロー独自の技術で、電圧を下げて定格出力以内に抑えて稼働させることができる機能のことです。

 

 

2000Wのおすすめポータブル電源A:BLUETTI AC200L

 

BLUETTI AC200Lは、2048Whの容量と2000W出力を備えており、拡張バッテリーを接続すれば最大8192Whまで拡張可能な大容量ポータブル電源です。

 

特筆すべきは、AC充電ではわずか1時間で80%まで充電できる圧倒的な速度充電です。

 

さらに電力リフト機能により、消費電力が3000Wまでの家電も使えるようになるので、ほとんどの家電が使えると言っても過言ではありません。

 

ブルーティをおすすめするのは、容量を後で追加する可能性がある方、3000Wの消費電力が高い家電を使う可能性がある方です。

 

 

2000Wのおすすめポータブル電源B: Jackery 2000 Plus

 

Jackery 2000 Plusは、2042Wh・定格2200Wのパワフルなモデルです。

 

ジャクリは従来の2000Whクラスと比較して40%小さく重量も34%軽く作られているため、持ち運びやすさと安全性を兼ね備えた、ファミリー向けの万能モデルといえるでしょう。

 

大容量のポータブル電源になると20kg以上となり女性の移動が難しくなりますが、ジャクリ2000Plusなら17.9kgと女性でも持てないことはありません。

 

 

2000Wのおすすめポータブル電源C:EENOUR P2001

 

EENOUR P2001は、2048Whの容量と2000Wの出力を備えた人気モデルです。

 

ソーラー・シガーソケットなど多様な充電方式に対応し、AC充電とソーラー充電を組み合わせると1.6時間でフル充電ができます。

 

また、セール時を狙えば半額で買えることもあるため、コストパフォーマンスに優れ、初めて大容量ポータブル電源を導入する方にもおすすめです。

 

アウトドア使用の見た目でカッコよく、災害時やアウトドアのほか、電動工具を使うシーンでも活躍する万能タイプです。

 

 

2000Wのポータブル電源の比較ポイント

 

2000Wクラスのポータブル電源は、多くのメーカーから発売されており、スペックや価格帯も幅広いため、製品選びで迷うかもしれません。

 

ここでは選び方の基準となる3つの比較ポイントを紹介します。

 

瞬間最大出力をチェック

エアコンや電子レンジなどの家電は、起動時に消費電力が一時的に急増します。

 

この「起動電力」に対応できなければ、電源が落ちてしまう可能性があります。

 

2000Wクラスを選ぶ際は、定格出力だけでなく「瞬間最大出力」が十分かどうかを必ず確認しましょう。

 

エアコンや電子レンジを使う場合の目安としては、定格の1.2〜2倍の最大出力に対応している機種が安心です。

 

拡張性の高さで比較

長期停電やアウトドアでの連泊では、2000Whだけでは足りないケースもあります。

 

その際に役立つのが拡張バッテリー対応モデルです。

 

BLUETTIの一部モデルは容量を数倍に拡張でき、より長時間の使用が可能になります。

 

拡張バッテリーがあると、初期投資を抑えつつ、必要に応じて拡張できる柔軟さは大きなメリットです。

 

重量とサイズと価格のバランスを比較する

2000Whクラスはどうしても重量が増してしまい、20kg前後になるモデルも少なくありません。

 

持ち運びや収納を考えるなら、キャスター付きや軽量化モデルが便利です。

 

また、価格帯は20万円台から30万円台と幅が広いため、使用頻度や目的に応じてコストパフォーマンスを重視するのもポイントです。

 

防災用メインなら長寿命モデル、アウトドア兼用なら持ち運びやすいモデルといった形で選ぶと失敗しにくいでしょう。

 

2000Wのポータブル電源で使える家電のまとめ

ここまで2000Wクラスのポータブル電源で使える家電や稼働時間、そしておすすめ製品について解説をしてきました。

 

結論として、2000Wあればエアコンや冷蔵庫、電子レンジ、ドライヤーといった高出力家電も安心して使えるので、災害時の備えやアウトドアの快適さが向上できるでしょう。

 

どの2000Wのポータブル電源がいいか迷う方は、おすすめ商品の項目に以下からジャンプして、再度確認してみてくださいね。