ノートパソコンにおすすめのポータブル電源3選!何時間使えるかの情報もあり
この記事は、ノートパソコン向けおすすめポータブル電源3選を紹介しています。
飛行機に持ち込むなら99Wh、バッグに入るサイズなら256Whまたは512Whの容量のポータブル電源がおすすめです。
使い道や選びからなど詳しい情報を知りたい人は本文を、すぐにおすすめポータブル電源を見たい人は以下から詳細をチェックしてください。
ノートパソコンでポータブル電源を使うニーズ5選
まずは、ポータブル電源があるとどんなときに便利なのか、用途を5選で紹介します。
1・電源がない外出先でノートパソコンを使う
最近では、カフェや図書館などにノートパソコンを持ち込んで、作業をする人は多いですよね。
スタバのように電源が確保されているカフェもありますが、ほんの一部です。
多くのカフェや図書館では電源を借りることはできないので、ノートパソコンを長時間作業する予定なら、ポータブル電源があったほうが安心ですね。
2・長時間のオンライン配信に使う
仕事でZoom配信を行っているなら、ノートパソコンのバッテリー残量が気になることがあります。
長時間のオンライン配信を予定しているときには、ポータブル電源があると安心です。
ノートパソコンのバッテリー切れで配信が止まってしまうと、クライアントからの信用を失いかねないため、予備の電源確保は必須です。
3・キャンプ系YouTuberが屋外で動画編集に使う
キャンプ系、車中泊系のYouTuberは、屋外で動画編集をすることがあります。
車から電源を取る方法もありますが、ポータブル電源があれば車のエンジンをかけなくて済むので、騒音対策や燃料節約になり便利ですよ。
4・災害や停電時に備える
フリーランスやリモートワークで在宅勤務の人にとって、収入に直結する電源確保は重要な項目ですよね。
特に心配なのが、災害時や停電時に電源を確保できるか?ではないでしょうか。
停電になってもノートパソコンならバッテリーに溜めた電気が使えますが、一定時間しか使えないので、予備電力としてポータブル電源があると安心です。
5・旅行や海外出張で使う
旅行や海外出張をよくする人は、電源のない場面でパソコンを使う可能性があります。
たとえば、飛行機内、バス、フェリーの移動中などです。
空港内には電源がありますが、スマホを充電する人で座席がいっぱいになっていることもあるため、自分専用のポータブル電源があると安心ですね。
ポータブル電源でノートパソコンは何時間使える?
ノートパソコン用にポータブル電源を選ぶ際に重要なのが、「何時間使えるか?」という点です。
ここでは、ポータブル電源でノートパソコンが何時間使えるのか紹介します。
ポータブル電源でノートパソコンを使う場合の計算式
ノートパソコンをポータブル電源で使うときは、以下の計算式に当てはめて考えます。
(ポータブル電源の容量(Wh) × 0.8) ÷ ノートパソコンの消費電力(W)
「0.8」をかけているのは、変換ロスを考慮しているためです。
100%の電気をそのまま活用できるわけではないため、「0.8」が実用的な係数として広く用いられています。
ポータブル電源でノートパソコンが使える時間の目安
一般的なノートパソコンの消費電力は20〜65Wです。
たとえば、25Wの消費電力のノートパソコンの場合は、以下の計算となります。
500Wh × 0.8 ÷ 25W ≒ 16時間
つまり、500Whの容量のポータブル電源があれば、消費電力25Wのノートパソコンを最大で16時間使えることになります。
ノートパソコンの消費電力が2倍の「50W」なら、半分の時間となるため、8時間使えることがわかりますね。
以下は、ポータブル電源とノートパソコンに対応する使用時間の目安です。
ポータブル電源容量 | 消費電力 | 使用時間の目安 |
---|---|---|
500 Wh | 25 W | 約16 時間 |
500 Wh | 60 W | 約6.7 時間 |
600 Wh | 60 W | 約8 時間 |
使用時間の目安の注意点
上記で紹介した使用時間は、あくまでも目安です。
以下の点に注意しながら、ポータブル電源を選ぶようにしてください。
- ロスを考慮し実用容量80%で計算する
- パソコンの負荷によって大きく変わる
- バッテリーの劣化や温度でも変わる
ポータブル電源の容量は100%すべてが使えるわけはなく、約80%程度が一般的なので、希望する使用時間の目安より少し大きなポータブル電源がおすすめです。
また、パソコンに高負荷がかかる動画編集などでは、消費電力が高くなることがあります。
ノートパソコンに内蔵されているバッテリーの劣化状況や、気温が低い場所ではバッテリーの減りが速くなる点も考慮するとよいでしょう。
ノートパソコンに使うならポータブル電源とモバイルバッテリーはどっちがいい?
ここでは、ポータブル電源とモバイルバッテリーで迷う人向けの情報を紹介します。
ポータブル電源とモバイルバッテリーの比較表
項目 | ポータブル電源 | モバイルバッテリー |
---|---|---|
容量 | 数百Whで長時間稼働 | 数千〜数万mAhで短時間 |
出力 | AC・USB・DCなど多様 | USB中心、ACはほぼ不可 |
用途 | 家電・PC・災害・アウトドア | スマホやタブレット充電 |
携帯性 | 重くかさばる | 軽く持ち運びやすい |
充電方法 | AC・車・ソーラー対応 | USB充電が基本 |
価格 | 高価で安全規格あり | 安価だが品質差あり |
PC利用 | 高出力で長時間使用可 | USB-C高速モデルのみ可 |
コスパや軽さ重視ならモバイルバッテリー、複数の充電に対応する容量の大きさを求めるならポータブル電源をおすすめします。
ポータブル電源とモバイルバッテリーの大きな違い
どちらを選ぶか迷ったら、ノートパソコンを充電する方法で比較してください。
- ポータブル電源:AC・USB・DCなど
- モバイルバッテリー:USB中心、ACはほぼ不可
モバイルバッテリーでは、ACアダプターでパソコンを充電できないことが多いです。
USBケーブルからの充電となりますが、普通のUSBではなくUSB Power Delivery(USB PD)という規格にパソコンが対応している点に注意してください。
モバイルバッテリーで充電できるかは、ノートパソコンのUSB-Cポートが「充電対応」かつ「PD対応」であることを確認しましょう。
また、モバイルバッテリー自体もUSB PD対応でなければなりません。
USBだけでなくAC充電も希望するなら、ポータブル電源を選んでくださいね。
ノートパソコンにおすすめのポータブル電源3選
ここでは、ノートパソコン用に便利なポータブル電源を容量別に3つ紹介します。
ジャクリExplorer 100 Plus
引用:jackery
飛行機に持ち込むことが想定されるときや、バッグに入る小ささを重視するときは、ジャクリExplorer 100 Plusがおすすめです。
- 容量:99Wh
- 定格出力:最大128W
- 出力:USB-C2口
- ソーラー:別売りあり
- 電池の種類:リン酸鉄リチウムイオン電池
- 保証期間:2年
ジャクリExplorer 100 Plusは、飛行機内に持ち込んでも問題ありません。
AC出力はありませんが、ノートパソコンを充電できるUSB-C対応です。
たとえば90Wのノートパソコンの場合は約1.8回の充電ができ、1.88時間が使用時間の目安となるため、最低限の備えとしておすすめです。
ジャクリ240New
引用:jackery japan
ノートパソコンを充電するためのポータブル電源は、定格出力300Wがあると、ドローン・カメラ・スマホなど複数の家電を充電できて便利ですよ。
- 容量:256Wh
- 定格出力:最大300W
- 出力:USB-C1口、AC出力、シガーソケット
- ソーラー:別売りあり
- 電池の種類:リン酸鉄リチウムイオン電池
- 保証期間:5年
ジャクリ240Newは、リュックに入るサイズです。
消費電力87Wのノートパソコンなら約2回充電でき、約2時間20分使えます。
定格出力300Wあれば複数の家電を同時に充電できるので、アウトドアYouTuberのように、カメラやドローンなどを使う場合に、ジャクリ240Newはおすすめです。
ジャクリ500New
引用:jackery japan
ジャクリ500Newは、2025年に新発売された新しいモデルです。
新しいモデルほどセールで割引率が高くなり、ジャクリ500Newは最大40%オフになることも多いため、価格と容量のバランスが良くコスパに優れています。
- 容量:512Wh
- 定格出力:最大500W
- 出力:USB-C2口、AC出力、シガーソケット
- ソーラー:別売りあり
- 電池の種類:リン酸鉄リチウムイオン電池
- 保証期間:5年
容量512Wh、定格出力500Wのポータブル電源なので、キャンプや家庭の非常用電源としても1〜2日持つので、汎用性が高いモデルです。
5.7kgと軽量なので女性や子どもでも持ち運びしやすいのも魅力ですね。
80Wのノートパソコンなら4回充電でき、5.12時間と長時間使えるので、長い時間のオンライン配信者にも対応できます。
ノートパソコンとポータブル電源のまとめ
ノートパソコンに備わっているバッテリーが足りなくなる環境では、ポータブル電源があると安心して作業ができますよ。
紹介したポータブル電源は、セールなら1万円〜4万円で買えるモデルなので、購入時の負担も少なくて済みます。
さらに大容量のポータブル電源を希望するときは、以下の記事も併せてご覧になってみてくださいね。