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ポータブル電源で使える家電!W数ごとに比較できるまとめ

 

この記事は、ポータブル電源で使える家電の種類を紹介しています。

 

定格出力200W〜2000Wまでのポータブル電源で使える具体的な家電の種類を紹介していますので、ポータブル電源選びの参考にしてください。

 

  • 200W:小型家電まで
  • 300:省電力のドライヤー
  • 400W:電気ケトルやホットプレート
  • 500W:電気ストーブ
  • 600W:電子レンジ
  • 700W:小型エアコン
  • 800W:電気ストーブ
  • 1000W:10畳エアコン
  • 1500W:高出力電子レンジ
  • 2000W:高出力電子レンジ

 

具体的な使える家電を知りたい人は、読み進めてご確認ください。

 

 

ポータブル電源選びでは使える家電を把握することが重要な理由

 

ポータブル電源選びで迷ったら、まずはどの家電が使えるのか確認しましょう。

 

なぜ、使える家電の種類を把握することが重要なのか、以下で詳しく解説しますね。

 

希望の家電が使えないと意味がない

ポータブル電源は安いものでも数万円、一般的なクラスでは10万円以上します。

 

安い商品ではなく、間違って購入しても簡単に買い替えることができないため、ポータブル電源を選ぶ前に、希望の家電が使えるか確認しましょう。

 

よくある失敗事例は、「使いたい家電が動かなかった」というものです。

 

買って後悔しないためにも、ポータブル電源の容量やWごとの使える家電の種類を把握しておきたいですね。

 

ちなみに、ポータブル電源を買って後悔する事例を知りたい人は、以下の記事を参考にしてください。

 

 

目的によって使える家電の種類が変わる

ポータブル電源には、さまざまな用途があります。

  • アウトドアで使いたい
  • 災害に備えたい
  • 家庭の節電に役立てたい

 

アウトドアでは多くの家電は持っていかないので、W数は少なくてOKです。

 

しかし、災害用や節電に役立てたい希望の場合は、家庭にある家電の多くに対応しなければなりません。

 

だからこそ、自分が何にポータブル電源を使うのか、事前に考えておいてくださいね。

 

災害用のおすすめポータブル電源は、以下からご確認いただけます。

 

 

ポータブル電源で使える家電を把握するコツ

 

ポータブル電源には、「Wh」や「W」の記載があります。

 

それぞれの意味を理解し、使える家電の目安をチェックできるようになりましょう。

 

定格出力は消費電力の目安

ポータブル電源のスペックにある「W」は消費電力のことです。

 

たとえば、「定格出力1000W対応」と書かれていれば、消費電力1000Wまでの家電を動かせることになります。

 

1000Wは複数の家電の消費電力の合計でも大丈夫です。

 

一方で、ポータブル電源のスペックにある「Wh」は、電気を溜め込める容量のことなので、一度に充電して長く持たせたいなら大きい数字のものを、こまめに充電できるなら小さい数値でも問題ありません。

 

最大瞬間出力もチェックしておこう

ポータブル電源のスペックには「最大瞬間出力」の表示もあります。

 

たとえば、定格出力1000Wのポータブル電源であっても、「最大瞬間出力2000W」と書かれていれば、消費電力1000W以上の家電も使える可能性があります。

 

ただし、瞬間的な出力をカバーしているだけなので、長時間2000Wが使えるわけではありません。

 

稼働させるときに大きい電気を使う家電での目安としてください。

 

ポータブル電源で使える家電!W数別の一覧を紹介

 

それでは、具体的にポータブル電源で使える家電を、W数別に具体的に紹介します。

 

家電メーカーによって消費電力には差がありますが、ひとつの目安にしてください。

 

ポータブル電源で使える家電@:200W

ポータブル電源の定格出力が200W対応の場合、容量は200Whくらいのことが多いです。

 

200Whであれば、理論上消費電力200Wの家電を1時間動かせますが、実際には85〜90%のロスがあるため、この数値に当てはめた稼働時間を紹介します。

 

家電カテゴリ 家電名 消費電力(W) 200Whで使える時間(目安)
情報機器 スマホ充電 10W 約16時間(満充電16回分)
情報機器 タブレット 20W 約8時間
情報機器 ノートPC 60W 約2.6時間
情報機器 モバイルプロジェクター 100W 約1.6時間
情報機器 24インチ液晶モニター 40W 約4時間
キッチン ハンディブレンダー 150W 約1時間
キッチン 小型炊飯器(1合) 150W 約1時間(1回炊飯分)
キッチン 電気ケトル(0.6L) 200W 約0.8〜1時間(湯沸かし約1〜2回)
美容・健康 電動歯ブラシ 3W 約53時間(充電20回以上)
美容・健康 ヘアアイロン(小型) 60W 約2.6時間
美容・健康 フェイススチーマー 130W 約1.2時間
季節家電 卓上扇風機 10W 約16時間
季節家電 サーキュレーター(小) 30W 約5.3時間
季節家電 電気あんか 60W 約2.6時間
季節家電 デスクヒーター 150W 約1時間
季節家電 超音波加湿器 30W 約5.3時間
その他 LEDライト 5W 約32時間
その他 小型空気清浄機 20W 約8時間
その他 電動ドライバー 100W 約1.6時間(実作業は断続使用)

 


引用:ackery japan

 

商品電力200Wの家電を動かしたいときは、ジャクリ400がおすすめです。

 

定格出力200Wで403Whの容量があります。

 

ジャクリポータブル電源の中でも旧タイプのため、次の項目で紹介する300W対応の最新モデル約3万円より定価が高く、約5万円なので注意してください。

 

 

 

ポータブル電源で使える家電A:300W

ポータブル電源の定格出力が300W対応の場合、容量は250〜300Whくらいのことが多いです。

 

300Whであれば、理論上消費電力300Wの家電を1時間動かせますが、実際には85〜90%のロスがあるため、この数値に当てはめた稼働時間を紹介します。

 

家電カテゴリ 家電名 消費電力(W) 300Whで使える時間(目安)
情報機器 ノートパソコン(高性能) 120W 約2時間
情報機器 デスクトップPC(小型) 200W 約1.2時間
情報機器 27〜32インチモニター 60W 約4時間
情報機器 プリンター(インクジェット) 40W 約6時間
情報機器 NAS(2ベイ) 50W 約4.8時間
キッチン家電 ミキサー(大型) 300W 約0.8時間(約48分)
キッチン家電 小型炊飯器(2〜3合) 250W 約1時間
キッチン家電 電子レンジ(超小型モード) 300W 約0.8時間(約48分)
キッチン家電 ホットプレート(ミニ) 250W 約1時間
キッチン家電 電動コーヒーメーカー(小型) 300W 約0.8時間(約48分)
美容・健康 ヘアドライヤー(省電力) 300W 約0.8時間(約48分)
美容・健康 フットマッサージャー 200W 約1.2時間
美容・健康 美顔スチーマー 250W 約1時間
季節家電 サーキュレーター(中型) 100W 約2.4時間
季節家電 電気毛布(全身用) 120W 約2時間
季節家電 カーボンヒーター(小型) 300W 約0.8時間(約48分)
季節家電 セラミックヒーター(小型) 300W 約0.8時間(約48分)
季節家電 小型除湿機(ペルチェ式) 100W 約2.4時間
その他生活家電 電動工具(インパクトドライバー) 250W 約1時間
その他生活家電 スチームアイロン(コンパクト) 300W 約0.8時間(約48分)

 

さらに、300Wで使える家電の詳細を知りたいときは、以下の記事も併せて参考にしてください。

 

 


引用:jackery japan

 

消費電力300Wの家電が動かせるおすすめのポータブル電源は、ジャクリ240Nweです。

 

旧型の定格出力200Wから300Wへアップしたため、より多くの家電が動かせるようになりました。

 

約3万円の価格なので、予算に限られている方や、ポータブル電源初心者が始めて買う製品としてもおすすめです。

 

 

 

ポータブル電源で使える家電B:400W

ポータブル電源の定格出力が400W対応の場合、容量は400Whくらいのことが多いです。

 

400Whであれば、理論上消費電力400Wの家電を1時間動かせますが、実際には85〜90%のロスがあるため、この数値に当てはめた稼働時間を紹介します。

 

家電カテゴリ 家電名 消費電力(W) 400Whで使える時間(目安)
情報機器 ノートパソコン(高性能) 120W 約2.6時間
情報機器 デスクトップPC(省電力型) 200W 約1.6時間
情報機器 液晶モニター(32インチ) 60W 約5.3時間
情報機器 プリンター(インクジェット) 40W 約8時間
キッチン家電 電気ケトル(1L) 400W 約0.8時間(約48分)
キッチン家電 ホットプレート(中型) 400W 約0.8時間(約48分)
キッチン家電 電気鍋(1人用) 350W 約0.9時間(約55分)
キッチン家電 トースター(2枚焼き) 400W 約0.8時間(約48分)
キッチン家電 ミキサー(高出力) 300W 約1.1時間
美容・健康 ヘアドライヤー(弱風モード) 400W 約0.8時間(約48分)
美容・健康 美顔スチーマー(スチーム強) 300W 約1.1時間
美容・健康 フットマッサージャー(加温あり) 250W 約1.3時間
季節家電 電気毛布(全身用・強) 120W 約2.6時間
季節家電 カーボンヒーター(小型) 400W 約0.8時間(約48分)
季節家電 パネルヒーター(弱) 300W 約1.1時間
季節家電 除湿機(コンパクトタイプ) 350W 約0.9時間(約55分)
生活家電 アイロン(ドライ/中温) 400W 約0.8時間(約48分)
生活家電 スチームクリーナー(家庭用) 350W 約0.9時間(約55分)
生活家電 掃除機(省電力スティック型) 300W 約1.1時間
工具・DIY 電動ドリル(作業用) 350W 約0.9時間(約55分)
工具・DIY 電動ノコギリ(小型) 400W 約0.8時間(約48分)

 

消費電力400Wの家電を使いたいときは、定格出力400WのSTYLED社製DEP4A2BKがおすすめです。

 

定格出力400W、容量約403Whで、AC2個まで対応しているため200W+200Wの2つの家電を同時に使うこともできます。

 

 

ポータブル電源で使える家電C:500W

ポータブル電源の定格出力が500W対応の場合、容量は500Whくらいのことが多いです。

 

500Whであれば、理論上消費電力500Wの家電を1時間動かせますが、実際には85〜90%のロスがあるため、この数値に当てはめた稼働時間を紹介します。

 

カテゴリ 家電名 消費電力(W) 500Whで使える時間(目安)
暖房・空調 電気ストーブ(ハロゲン・中) 500W 約0.8時間(約48分)
暖房・空調 電気カーペット(全面強) 500W 約0.8時間(約48分)
暖房・空調 こたつ(強モード) 500W 約0.8時間(約48分)
AV・映像 プラズマテレビ(50型) 480W 約0.83時間(約50分)
生活家電 衣類乾燥機(ヒーター洗濯時) 500W 約0.8時間(約48分)
生活家電 洗濯機(標準運転) 450W 約0.89時間(約53分)
生活家電 加湿器(加熱式・中型) 400W 約1時間
キッチン家電 全自動コーヒーメーカー 500W 約0.8時間(約48分)

 

さらに500Wで使える家電の詳細を知りたい人は、以下の記事も併せて参考にしてください。

 

 


引用:jackery japan

 

消費電力500Wの家電を動かしたいなら、おすすめはジャクリ500Newです。

 

2025年8月に新発売されたばかりの新モデルで、定格出力500W、容量512Whあります。

 

ジャクリは新モデルになるほどコスパが高くなり、500Wの家電が使えるのに、約6万円と低価格なので旧モデルと比べてお得ですよ。

 

 

 

ポータブル電源で使える家電D:600W

ポータブル電源の定格出力が600W対応の場合、容量は600Whくらいのことが多いです。

 

600Whであれば、理論上消費電力600Wの家電を1時間動かせますが、実際には85〜90%のロスがあるため、この数値に当てはめた稼働時間を紹介します。

 

カテゴリ 家電名 消費電力(目安) 600Whで使える時間(目安)
キッチン家電 電子レンジ(600W設定) 約600W 約0.8時間(約48分)
暖房・暖房器具 こたつ(強モード) 約600W 約0.8時間(約48分)
暖房・暖炉 電気ストーブ(中〜強) 約600W 約0.8時間(約48分)
美容・衛生 ドライヤー(低温・中速モード) 約600W 約0.8時間(約48分)
生活家電 洗濯機(洗濯モード) 約500〜600W 約0.8〜1時間(約48〜58分)
加湿・空調 加熱式加湿器(中型) 約500〜600W 約0.8〜1時間(約48〜58分)
生活家電 衣類乾燥機(洗濯モード) 約600W 約0.8時間(約48分)
その他工具系 エアコンプレッサー(1/2hp系) 約500W(稼働時短時間) 約1時間(稼働時間断続)

 

さらに、600Wのポータブル電源で使える家電を知りたい人は、以下の記事も併せて参考にしてください。

 

 

定格出力600Wのポータブル電源を選ぶと、多くの家電が使えることがわかりますね。

 


引用:BLUETTI

 

災害時に備えてある程度余裕を持ちたいなら、定格出力600Wがおすすめです。

 

定格出力600Wの中でも、BLUETTI EB3Aは定価で約4万円と安価なので、予算が限られる方はチェックしてみてください。

 

 

ポータブル電源で使える家電E:700W

ポータブル電源の定格出力が700W対応の場合、容量は700Whくらいのことが多いです。

 

700Whであれば、理論上消費電力700Wの家電を1時間動かせますが、実際には85〜90%のロスがあるため、この数値に当てはめた稼働時間を紹介します。

 

カテゴリ 家電名 消費電力(目安) 700Whで使える時間(目安)
キッチン家電 電気ポット 約700W 約0.8時間(約48分)
暖房・季節家電 カーボンヒーター(強モード) 約700W 約0.8時間(48分)
暖房・季節家電 パネルヒーター/エアコン暖房(小型エアコン暖房 10畳) 約650〜700W 約0.8〜0.86時間(約48〜52分)
生活家電 食器洗い乾燥機(卓上/乾燥なし) 約700W 約0.8時間(48分)
キッチン家電 たこ焼き器 約700W 約0.8時間(48分)

 

小型エアコンは消費電力が700Wくらいなので、災害時の猛暑に備えたいなら、定格出力700Wのポータブル電源を選びたいですね。

 


引用:BLUETTI

 

定格出力700Wのポータブル電源でおすすめなのは、BLUETTI AC50Bです。

 

BLUETTI AC50Bは、定格出力700W、最大1000Wと消費電力が多い家電が使えますが、コンパクト設計のため容量は448Whとやや小さめです。

 

 

ポータブル電源で使える家電F:800W

ポータブル電源の定格出力が800W対応の場合、容量は800Whくらいのことが多いです。

 

800Whであれば、理論上消費電力800Wの家電を1時間動かせますが、実際には85〜90%のロスがあるため、この数値に当てはめた稼働時間を紹介します。

 

カテゴリ 家電名 消費電力の目安 800Whで使える時間(目安)
キッチン家電 電子レンジ(出力600〜800W設定) 約800W 約0.8時間(約48分)
キッチン家電 全自動コーヒーメーカー 約800W前後 約0.8時間(約48分)
暖房器具 電気ストーブ(ハロゲン・中強) 約800W 約0.8時間(約48分)
暖房器具 オイルヒーター/セラミックヒーター(一部) 約800W 約0.8時間(約48分)
生活家電 洗濯乾燥機(乾燥モード) 約800W 約0.8時間(約48分)
生活家電 ホットプレート(中〜大型) 約800W 約0.8時間(約48分)

さらに800Wのポータブル電源で動かせる家電を知りたい人は、以下の記事も併せて参考にしてください。

 

 

定格出力800Wのポータブル電源があれば、電子レンジが動かせるのは強みですね。

 

おすすめのポータブル電源はTogoPower ADVANCE 900LFPです。

 

定格出力900W、最大1800Wまで、容量は538Whとなります。

 

 

ポータブル電源で使える家電G:1000W

ポータブル電源の定格出力が1000W対応の場合、容量は1000Whくらいのことが多いです。

 

1000Whであれば、理論上消費電力1000Wの家電を1時間動かせますが、実際には85〜90%のロスがあるため、この数値に当てはめた稼働時間を紹介します。

 

カテゴリ 家電名 消費電力の目安 1,000Whで使える時間(目安)
暖房・空調 エアコン(10畳用・冷房/暖房フル稼働) 約1,000W 約0.8時間(約48分)
生活家電 ドライヤー(高出力モード) 約1,000W〜1,200W 約0.7〜0.8時間(約42〜48分)
生活家電 掃除機(強モード) 約1,000W 約0.8時間(約48分)
キッチン家電 電気ポット/電気ケトル(大容量・強) 約1,000W 約0.8時間(約48分)
キッチン家電 オーブントースター/トースター 約1,000W 約0.8時間(約48分)
キッチン家電 アイロン(高温モード) 約1,000〜1,400W 約0.6〜0.8時間(約34〜48分)

 

定格出力1000Wのポータブル電源があれば、家庭用の大型エアコンも動かせて頼もしいですね。

 

もちろん、500W+500Wなど複数の家電を稼働させることもできるので、災害用なら1000Wあれば十分ですよ。

 

さらに1000Wのポータブル電源で使える家電を知りたい人は、以下の記事も併せて参考にしてください。

 

 


引用:jackery japan

 

定格出力1000W対応でおすすめは、ジャクリ1000Proです。

 

しかし、次の項目で紹介する1500W対応のジャクリ1000Newが約14万円なのに対し、ジャクリ1000Proは約15万円なので値段には注意してください。

 

 

 

ポータブル電源で使える家電H:1500W

ポータブル電源の定格出力が1500W対応の場合、容量は1500Whくらいのことが多いです。

 

1500Whであれば、理論上消費電力1500Wの家電を1時間動かせますが、実際には85〜90%のロスがあるため、この数値に当てはめた稼働時間を紹介します。

 

カテゴリ 家電名 消費電力(目安) 1,500Whで使える時間(目安)
キッチン家電 電子レンジ(高出力 1000〜1500W) 約1,500W 約0.8時間(約48分)
キッチン家電 電気ケトル/電気ポット(大容量タイプ) 約1,200〜1,500W 約0.8〜1.0時間(48〜60分)
キッチン家電 IHクッキングヒーター(1口 1.3〜1.5kW) 約1,300〜1,500W 約0.8〜0.9時間(約50〜55分)
生活家電 ドライヤー(高出力モード) 約1,200〜1,500W 約0.8〜1.0時間(48〜60分)
生活家電 アイロン(高温設定) 約1,000〜1,500W 約0.8〜1.2時間(60〜70分)
生活家電 食器洗い乾燥機(卓上/小型) 約1,200〜1,500W 約0.8〜1.0時間(48〜60分)

 

定格出力1500W対応のポータブル電源があれば、ほぼすべての家庭用家電が動かせると言っても過言ではありません。

 

災害時に普段と変わらない生活をしたいなら、定格出力1500Wでも十分ですよ。

 


引用:jackery japan

 

定格出力1500Wでおすすめのポータブル電源は、ジャクリ1000Newで、ジャクリの中でも人気のモデルとなっています。

 

 

 

ポータブル電源で使える家電I:2000W

ポータブル電源の定格出力が2000W対応の場合、容量は2000Whくらいのことが多いです。

 

2000Whであれば、理論上消費電力2000Wの家電を1時間動かせますが、実際には85〜90%のロスがあるため、この数値に当てはめた稼働時間を紹介します。

 

カテゴリ 家電名 消費電力の目安 2,000Whで使える時間(目安)
暖房・空調 エアコン(10畳用・暖房 立ち上げ時) 約2,000W 約0.8時間(約48分)
暖房・空調 蓄熱暖房器 約4,000W(ピーク) 該当不可(2,000W超)
キッチン家電 IHクッキングヒーター(200Vタイプ) 約2,000〜3,000W 約0.8時間以下(2,000Wなら約0.8h)
生活家電 食器洗い乾燥機(洗浄+乾燥) 約1,200〜2,400W 約0.7〜1.3時間(1,200Wなら約1.3h)
キッチン家電 電気ストーブ/ファンヒーター(高出力型) 約1,300〜2,400W 約0.7〜1.2時間(1,300Wなら約1.2h)
キッチン家電 ディープフライヤー(電気式) 約1,000〜2,000W 約0.8〜1.6時間(1,000Wなら1.6h)

 

家庭用の家電では、消費電力が2000Wに達するものはほとんどありません。

 

定格出力2000Wのポータブル電源は、1つの家電を動かすというより、同時に2〜3つの家電を動かしたい家庭におすすめです。

 


引用:jackery japan

 

定格出力2000W対応のおすすめポータブル電源は、ジャクリ1000Plusです。

 

消費電力2000Wまで対応していますが、容量は1264Whとやや小さめなので、重くなりすぎないのがいいですね。

 

 

ポータブル電源で使える家電で注意したいこと

ポータブル電源選びでは、使える家電が限定される点に注意が必要です。

 

200Vコンセントの家電は使えない

備え付けのIHコンロのように、200V電源が必要な家電には、ポータブル電源で対応できません。

 

ただし、日本の家電で200V電源が必要なものは、ほとんどないので、影響はないでしょう。

 

周波数が違う家電は使えない

東日本の周波数は50Hz、西日本の周波数は60Hzです。

 

異なる周波数対応のポータブル電源を使うことはできません。

 

ジャクリをはじめとする、大手のポータブル電源では周波数の切り替えが可能です。

 

家電の種類から選ぶポータブル電源の容量の目安

 

ここでは、具体的な家電の種類に対応するポータブル電源の目安を紹介します。

 

とくに、消費電力が大きい家電を使いたい人は、以下の内容をチェックしておいてください。

 

エアコン

エアコンは、冷房と暖房とでは消費電力が異なるので、注意してください。

 

冷房運転時の消費電力(目安)
畳数(部屋の広さ) 定格消費電力 消費電力の範囲
6畳用(2.2kWクラス) 約500W前後 約400〜700W
8畳用(2.5kWクラス) 約600W前後 約450〜800W
10畳用(2.8kWクラス) 約700W前後 約500〜900W
14畳用(4.0kWクラス) 約1,200W前後 約900〜1,500W
18畳用(5.6kWクラス) 約1,700W前後 約1,000〜2,000W

 

エアコンを冷房専用として使うなら、定格出力500W〜700W対応のポータブル電源をおすすめします。

 

暖房運転時の消費電力(目安)
畳数(部屋の広さ) 定格消費電力 消費電力の範囲
6畳用(2.2kWクラス) 約600W前後 約500〜1,000W
8畳用(2.5kWクラス) 約700W前後 約600〜1,200W
10畳用(2.8kWクラス) 約800W前後 約700〜1,400W
14畳用(4.2kWクラス) 約1,300W前後 約1,000〜1,800W
18畳用(6.3kWクラス) 約1,900W前後 約1,300〜2,400W

 

エアコンを冷房として使う場合と比べて、暖房は消費電力が上がるので、定格出力600W〜800W対応のポータブル電源を選ぶといいでしょう。

 

さらに、エアコンが使えるポータブル電源の詳細を見たい人は、以下の記事も併せて参考にしてください。

 

 

炊飯器

炊飯器の消費電力は、マイコン式とIH式で異なるので注意してください。

 

容量(合数) 加熱方式 定格消費電力(炊飯時) 保温時の消費電力
3合炊き マイコン式 約350〜500W 約20〜30W
3合炊き IH式 約600〜800W 約20〜30W
5.5合炊き マイコン式 約500〜650W 約30〜40W
5.5合炊き IH式 約1000〜1300W 約30〜50W
1升炊き IH式 約1300〜1400W 約40〜60W

 

1人暮らしであれば、定格出力500Wのポータブル電源があれば十分でしょう。

 

しかし、ファミリーだと5合炊き以上になってきますし、IH炊飯器を使うケースが多いため、定格出力1000W以上のポータブル電源をおすすめします。

 

さらに、炊飯器が使えるポータブル電源の詳細を知りたい人は、以下の記事も併せて参考にしてください。

 

 

電子レンジ

ポータブル電源で電子レンジを使いたいときは、温め専用の簡易タイプなのか、オーブンレンジなど高機能タイプなのかで比較してください。

 

タイプ レンジ出力 定格消費電力(レンジ使用時) 定格消費電力(オーブン使用時)
単機能電子レンジ(ターンテーブル式など) 500W〜600W 約900〜1000W
高出力レンジ(インバーター式) 700W〜1000W 約1300〜1500W
オーブンレンジ 500W〜1000W 約1400〜1500W 約1200〜1400W
コンベクションオーブンレンジ 800W〜1000W 約1500W 約1400〜1600W

 

高機能なオーブンレンジは、災害時にレンジだけで調理できるのが魅力ですよね。

 

しかし、定格出力1500Wのポータブル電源を選ぶ必要があるので、余裕をもって2000Wを選ぶといいでしょう。

 

さらに、電子レンジが使えるポータブル電源の詳細を見たい人は、以下の記事も参考にしてくださいね。

 

 

扇風機

毎年猛暑になり、暑さが厳しくなっているため、災害に備えてポータブル電源を用意するなら、扇風機が稼働できるかもチェックしておきましょう。

 

タイプ 消費電力 電気代(1時間あたり)※目安
ACモーター(従来型) 約30W〜60W 約0.8〜1.6円
DCモーター(省エネ型) 約2W〜20W 約0.1〜0.5円
小型USB扇風機 約2W〜10W 約0.05〜0.3円
サーキュレーター(AC) 約30W〜80W 約0.8〜2.2円
サーキュレーター(DC) 約5W〜30W 約0.1〜0.8円

 

扇風機の消費電力は30Wなど意外と小さいことがわかりますね。

 

定格出力200Wのポータブル電源でも扇風機を稼働できるので、災害用として低価格のポータブル電源で済むメリットがあります。

 

さらに、扇風機が動かせるポータブル電源の詳細を知りたい人は、以下の記事もおすすめです。

 

 

ポータブル電源で使える家電のまとめ

ポータブル電源で使える家電の種類を、具体例を使って紹介してきました。

 

あなたの使いたい家電をチェックしながら、最適なポータブル電源を選んでくださいね。