本ページはプロモーションが含まれています。

700Wのポータブル電源で使える家電はこれ!おすすめ商品も紹介

 

この記事では、700Wのポータブル電源で使える家電について紹介します。

 

結論から言うと、700Wあれば炊飯器や電気ケトル、冷蔵庫などの家電が使用可能ですが、電子レンジやドライヤーなど一部の高出力家電には対応できません。

 

700Wのポータブル電源で、どんな家電が使えて、どのモデルを選べばいいのか知りたい方はこの記事を、今すぐ実用的なポータブル電源を手に入れたい方は比較表にジャンプしてください。

 

 

 

700Wのポータブル電源とは?出力・容量の基礎知識を解説

 

ここでは、定格出力やバッテリー容量など、700Wモデルのポータブル電源の基礎知識を解説します。

 

700Wの定格出力とは?

ポータブル電源における「700W」とは、定格出力を指します。

 

これは連続して安定的に出力できる最大電力のことで、700Wのモデルであれば、合計消費電力が700W以下の家電を同時に使用可能です。

 

たとえば、ケトル(600W)とスマホ充電(10W)などの組み合わせは可能ですが、合計が700Wを超えると電源が停止するか故障の原因になるので避けてください。

 

消費電力と容量(Wh)の関係とは?

家電を使う際にチェックしたいのが、ポータブル電源の「容量(Wh)」です。

 

(Wh)の数値は電池容量のことで、どれだけ多くの電気を溜められるかがわかります。

 

また、どれだけ長く電力を供給できるかを示す指標でもあります。

 

700Wポータブル電源が活躍する主な使用シーンとは

700Wクラスのポータブル電源は、「中型モデル」として非常に汎用性が高く、さまざまなシーンで活躍します。

 

キャンプでは炊飯器や1口のIHクッキングヒーターが使えるレベルで、防災時には冷蔵庫やLED照明を同時に稼働させることも可能です。

 

また、車中泊では電気毛布やスマートフォンの複数台充電にも対応できるため、利便性と持ち運びやすさのバランスに優れています。

 

軽量でコンパクトな設計が多いのも700Wモデルの魅力です。

 

700Wのポータブル電源で使える家電一覧と消費電力の目安

 

ここでは、定格出力が700Wのポータブル電源で使える代表的な家電とその消費電力、およびどれくらいの時間を稼働できるかの目安を一覧で紹介します。

 

700Wで使える代表的な家電と消費電力一覧

定格出力が700Wのポータブル電源で使用可能な代表的な家電と、その平均的な消費電力は以下の通りです。

 

これらの家電は、同時使用で合計が700Wを超えないようにすれば、基本的には安全に使用できます。

 

家電名 消費電力(目安) 使用可否(700Wポータブル電源)
炊飯器 約600W
エアコン(小型) 約500W
オーブン 約1,200W ×
IHクッキングヒーター 約1,000W ×
くるくるドライヤー 約300W
スポットクーラー 約600W
ケトル 約650W
電気ケトル 約700W
トースター 約900W ×
ノンフライヤー 約1,200W ×
ヒーター 約700W
オイルヒーター 約1,000W ×
ホットプレート 約700W
冷蔵庫(小型) 約100W
電子レンジ 約1,000W ×
ドライヤー(弱) 約600W

 

なお消費電力が700Wを超える家電を使いたいときは、以下の記事も併せて参考にしてください。

 

 

 

使用可能時間の目安と計算方法

ポータブル電源で家電の使用可能時間を知るには「バッテリー容量(Wh)÷ 消費電力(W)」の計算式を使います。

 

たとえば、容量600Whのポータブル電源で100Wの家電を使用する場合は、「600Wh ÷ 100W = 6時間」となります。

 

ただし、実際には変換ロスなどにより80〜90%の効率でしか使用できないため、「0.8〜0.9」の数値をかけて求めるのが一般的です。

 

容量600Whのポータブル電源で100Wの家電を使用する場合では、「600Wh ÷ 100W = 6時間 × 0.8」となり、約4.8〜5.4時間が実際の目安です。

 

家電名 消費電力(目安) 使用可能時間(600Wh・効率80%)
炊飯器 約600W 約0.8時間(約48分)
エアコン(小型) 約500W 約0.96時間(約58分)
くるくるドライヤー 約300W 約1.6時間(約96分)
スポットクーラー 約600W 約0.8時間(約48分)
ケトル 約650W 約0.74時間(約44分)
電気ケトル 約700W 約0.69時間(約41分)
ヒーター 約700W 約0.69時間(約41分)
ホットプレート 約700W 約0.69時間(約41分)
冷蔵庫(小型) 約100W 約4.8時間
ドライヤー(弱) 約600W 約0.8時間(約48分)

 

700Wのポータブル電源で家電を使う際の注意点と選び方

 

700Wのポータブル電源は日常的な家電の多くに対応できる便利なアイテムですが、正しく使うにはいくつかの注意点があります。

 

ここでは失敗しないための、700Wポータブル電源の選び方のポイントを解説します。

 

定格出力と瞬間出力の違いを理解する

ポータブル電源の「定格出力」と「瞬間出力」は混同しやすいため注意してください。

 

定格出力とは、電源が安定して供給できる最大の電力を指しているので、700Wのモデルであれば700Wまでの家電を継続的に使用できます。

 

一方で、瞬間出力は一時的なピーク(起動時など)に対応する能力で、たとえばモーター系家電や冷蔵庫の起動時には一時的に1,000Wを超える出力が必要になることがあります。

 

そのため、使用予定の家電が起動時に高い出力が出るタイプでは、瞬間出力の大きいポータブル電源のモデルを選ばなければなりません。

 

消費電力の合計に注意!複数家電の同時使用について

700Wの出力のポータブル電源は、単体家電なら多くの製品に対応できますが、複数の家電を同時に使えない点に注意が必要です。

 

たとえば、300Wのくるくるドライヤーと600Wの炊飯器を同時に使うと、合計900Wとなり、700Wを大きく超えてしまいます。

 

このような場合は、保護機能が作動して電源がシャットダウンする可能性があります。

 

700Wの中型クラスのポータブル電電で複数の家電を使うときは、同時使用ではなく順番に使う工夫をすると安全です。

 

安心して使える700W対応ポータブル電源の選び方

ポータブル電源選びでは、出力だけでなく以下のようなポイントをチェックしましょう。

 

  • バッテリー容量(Wh):使用可能時間に直結
  • バッテリーの種類:「リン酸鉄リチウム(LiFePO4)」がおすすめ
  • ポート数と種類:使える家電の数が多くなる
  • パススルー機能の有無:充電しながら給電できる
  • 安全機能:UL94-V0認証の耐火モデルを推奨

 

中でも、バッテリーの種類は発火リスクを減らすために重要な項目です。

 

従来からある三元系リチウムイオン電池だと熱に弱く使用回数が少なくなりますが、最新モデルに多いリン酸鉄リチウムイオン電池は熱に強く4,000回使用でき長寿命です。

 

ポータブル電源で一番怖いのは火災事故なので、耐火モデルを強く推奨します。

 

700Wのポータブル電源のおすすめモデルを比較

ここでは、700W前後の出力に対応し、信頼性・利便性・機能性を兼ね備えたポータブル電源の中から、人気のある3モデルを紹介します。

 

防災やキャンプ、家電の非常用電源として活躍するポータブル電源を、仕様や特徴、選び方のポイントを交えて比較してみましょう。

 

Jackery 600 Plusの特徴


引用:jackery japan

 

Jackery 600 Plusは、800Wの定格出力と632Whの容量を備えたバランスの良いポータブル電源です。

 

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載し、4,000回以上の充放電に耐える長寿命設計、UL94-V0認証の耐火性能モデルとなっています。

 

重量は約7.3gと持ち運び可能な範囲で、女性が移動させる可能性があるときは、軽量でコンパクトなジャクリポータブル電源がおすすめです。

 

ジャクリは軽くて持ち運びがしやすい取っ手付きなので、キャンプや車中泊、災害時の備えとして信頼できる一台として人気を集めています。

 

出力が800Wなので、700Wクラスの家電の単体使用はもちろん、少ない消費電力の家電は複数を一度に使えて便利です。

 

 

BLUETTI AC50Bの特徴

 

ブルーティのポータブル電源は、お手頃価格が特徴なので、予算が限られている方におすすめです。

 

BLUETTI AC50Bは、出力700Wで、容量448Whを搭載した軽量コンパクトなモデルです。

 

700Wの家電を直接使うには出力が十分で、電気毛布や扇風機、ノートパソコンなど、比較的低出力の家電・ガジェットを長時間使いたい人にも適しています。

 

また、重量が約6.7kgと軽量なので、持ち運びのしやすさを重視する人にも人気です。

 

日常的なアウトドアや在宅ワークの電源としても活躍する製品です。

 

 

EcoFlow RIVER 2 Proの特徴

 

エコフローは、ポータブル電源業界の中でも最速を誇るメーカーです。

 

EcoFlow RIVER 2 Proは、定格出力800W(X-Boostで最大1,000W対応)、容量768Wh、そして安全性の高いリン酸鉄リチウムバッテリーを採用した高性能モデルです。

 

3000回以上の充放電サイクルに耐える設計で、10年近く使い続けられる長寿命が特徴です。

 

特筆すべきは、急速充電性能で、AC充電ならわずか56分で80%まで充電可能である点でしょう。

 

700Wクラスの家電にも問題なく対応できるうえに、冷蔵庫や炊飯器、ドライヤー(弱)など実用的な家電との相性も良好です。

 

 

700Wのポータブル電源で使える家電に関するよくある質問

ここでは、定格出力700Wクラスのポータブル電源を買う前にチェックしたい内容を幾つか紹介します。

 

Q1: 700Wのポータブル電源で電子レンジは使えますか?

A: 一般的な電子レンジの消費電力は1,000W前後のため、700Wのポータブル電源では使用できません。

 

Q2: ドライヤーは700Wのポータブル電源で使えますか?

A: 弱モードであれば消費電力600W程度のドライヤーもあるため、使用可能ですが、強風や高温モードでは1,200W以上になることが多いため、注意が必要です。

 

Q3: 700Wのポータブル電源で複数の家電を同時に使えますか?

A: 同時使用は、合計の消費電力が700Wを超えない範囲で可能です。

 

例えば、300Wの炊飯器と400Wの扇風機なら同時使用できますが、合計750Wになると出力オーバーとなり使用できません。

 

Q4: キャンプや車中泊で使うには700Wのポータブル電源で足りますか?

A: 多くの人にとって700Wは十分な出力で、電気毛布、ライト、ノートPC、冷蔵庫などの使用が可能です。

 

Q5: 700Wのポータブル電源でIHクッキングヒーターは使えますか?

A: 一般的なIHクッキングヒーターは1,000W以上の出力を必要とするため、700Wのモデルでは使用できませんが、1口のポータブルIHでは中火程度なら700Wのものがあります。

 

700Wのポータブル電源で使える家電のまとめ

700Wのポータブル電源について解説をしてきました。

 

このクラスの出力があれば、災害時やアウトドアでも炊飯器やケトルなど実用的な家電をしっかり活用できますよ。

 

700W対応の信頼できるポータブル電源を今すぐチェックしたい方は、おすすめモデル4選にジャンプして再確認してみてください。