車中泊におすすめのポータブル電源4選!容量と置き場所も解説
この記事では、車中泊におすすめのポータブル電源を紹介します。
結論から言うと、車中泊では1000Whクラスのポータブル電源が、使える家電の種類や重さからおすすめです。
もっと詳しく知りたい方は続きを、今すぐ使いたい方はおすすめ4選にジャンプして公式サイトをチェックしてみてください。
車中泊にポータブル電源がおすすめの理由と使い道
車中泊を快適に楽しむために、ポータブル電源は欠かせない存在です。
ここでは具体的にどんな使い道があるかを解説します。
クーラーや扇風機で涼める
夏の車中泊は、車内が蒸し風呂のように暑くなるのが大きな課題ですよね。
そんなとき、ポータブル電源があれば小型クーラーや扇風機を長時間稼働させられます。
ポータブル電源があればエンジンをかけ続ける必要がないため、騒音や排気ガスの心配もなく、静かで快適な空間を作れますよ。
電気ケトルでお湯を沸かせる
車中泊では温かい飲み物やカップ麺を楽しみたい場面も多いですよね。
ポータブル電源があれば電気ケトルを使用できるので、数分でお湯を沸かせます。
ガスバーナーを車内で使う場合は換気が必要ですが、ポータブル電源ならガス発生のリスクがなく、狭い車内でも安全に利用できますよ。
寒い夜や朝方にお湯をすぐ準備できれば、温かいコーヒーでほっとしたり、朝はカップラーメンで簡単に食事を作ったりもできます。
電子レンジを使って調理や温めができる
食事の幅を広げたい方にとって、電子レンジを使えるのは大きな魅力ですよね。
特に、車中泊で長期的に移動しているときは、外食ばかりというわけにもいかないので、車内で調理できる家電が使えると便利です。
ポータブル電源の中でも1500W以上の高出力モデルを選べば、冷凍食品を温めたり、簡単な調理も可能になりますよ。
外食に頼らず、自分の好きな食材を持ち込んで温かい食事を楽しめると、車中泊でお金をかけずに、食事の楽しみが広がるためおすすめです。
ドライヤーで髪を乾かしたり整えたりできる
車中泊で髪を乾かしたい、朝の身支度を整えたいときにもポータブル電源が役立ちますよ。
ドライヤーは1000W以上の出力が必要ですが、その条件を満たすモデルのポータブル電源を選べば問題なく使用可能です。
ポータブル電源でドライヤーが使えれば、旅先でも普段と変わらない身だしなみができ、快適さだけでなく清潔感も保てます。
特に若い女性がいる場合や、年ごとの女の子がいるときには、ドライヤーやヘアアイロンが使えるポータブル電源は必須となりますよね。
車載冷蔵庫で飲み物や食材を冷やせる
暑い季節の車中泊では、飲み物や食材を冷やすために車載冷蔵庫が重宝します。
ポータブル電源を使えば、氷を溶かすことなく冷たい状態をキープ可能なので、別途氷を買う必要もありません。
アウトドアや釣りの際にもポータブル電源と冷蔵庫の組み合わせは活躍します。
ポータブル電源で冷蔵庫が動かせれば、好きな場所で冷たいドリンクや新鮮な食材を楽しめるので、長時間の移動や連泊にも安心ですね。
電気毛布で秋冬の車中泊ができる
冬の車中泊は寒さ対策が必須ですよね。
ポータブル電源があれば、消費電力の少ない電気毛布を長時間使えます。
電気ヒーターよりも効率よく体を温められるため、限られた電力でも十分に快適に眠れます。
秋冬の冷え込みが厳しいシーズンでも、ポータブル電源があれば安心して車中泊を楽しめますよ。
車中泊におすすめのポータブル電源の選び方
車中泊用のポータブル電源は種類が豊富なので、容量や出力、サイズなど選ぶポイントがわかりにくいですよね。
用途に合わないものを選んでしまうと、家電が使えなかったり置き場所に困ったりする原因になるので、ここでは失敗しないための選び方を解説します。
使いたい家電に合わせて1000W・1500W・2000Wを比較する
ポータブル電源を選ぶときに、まず基準になるのが「定格出力」です。
定格出力とは、動かせる家電の消費電力のことで、一度に複数の家電を動かすときは、それぞれの消費電力を考える必要があります。
ドライヤーや電子レンジなど高出力家電を使うなら1500W以上、クーラーやIHヒーターも使いたいなら2000Wクラスのポータブル電源が安心です。
一方で、スマホや照明、扇風機程度であれば1000W前後のポータブル電源で十分です。
出力は「どの家電を使うか」に直結するため、用途を明確にしてから選びましょう。
置き場所に合わせた大きさを比較する
車中泊では車内にポータブル電源を設置することになるため、大きさや重量も重要です。
大容量モデルのポータブル電源ほどサイズが大きくなり、置き場所が限られます。
車中泊ではポータブル電源を助手席の足元やトランクに置くケースが多いため、車種やレイアウトに合わせて収まりの良いサイズを選びましょう。
軽量タイプのポータブル電源なら移動や持ち運びも楽にでき、アウトドアや防災用としても使いやすくなります。
使用したい時間に合わせて適切な容量を選ぶ
ポータブル電源の容量は「何時間家電を動かせるか」を決める要素です。
例えば電気毛布や扇風機を一晩中使いたいなら1000Wh以上、連泊や電子レンジを使う場合は1500Wh以上が安心です。
逆に短時間の利用や非常用なら500〜700Whでも十分です。
ポータブル電源は容量が大きいほど価格や重量も増えるため、必要な使用時間を想定して選ぶようにしたいですね。
車中泊におすすめのポータブル電源4選
ここでは、具体的な商品を挙げて、車中泊におすすめのポータブル電源を紹介します。
車中泊では1000Whクラスがよく使われているので、数多くあるポータブル電源メーカーの中から1000Whで厳選しました。
車中泊におすすめのポータブル電源@:EcoFlow DELTA3【急速充電】
項目 | 詳細 |
---|---|
定価 | 181,500円 |
セール価格(50%オフ) | 90,750円 |
容量 | 1536Wh |
定格出力 | 1500W(瞬間最大3000W) |
使用時間 | 1泊2日程度 |
出力ポート数 | 15 |
重さ | 約16.5kg |
サイズ | 39.8×21.3×28.1cm |
充電時間(AC) | 約1.5時間 |
EcoFlow DELTA3は、1536Whの大容量と1500Wの高出力を備えたモデルです。
- コーヒーメーカー:約1.4時間
- グリル:約1.2時間
- ポータブル冷蔵庫:約25時間
- ドライヤー:約1.2時間
最大の特徴は「急速充電」で、家庭用コンセントから約60分で80%まで充電可能なので、車中泊に出かけるちょっとした時間を使って充電できるメリットがあります。
また、シガーソケットで繋いで走行充電をすると約1.2時間でフル充電されるので、車中泊の移動中に電気をためられて便利です。
IP54防水バッテリーとなっており、車中泊で万が一雨に濡れてしまっても安心ですよ。
車中泊におすすめのポータブル電源A:Jackery 1000 Plus【持ち運びやすさ】
項目 | 詳細 |
---|---|
定価 | 168,000円 |
セール価格 | − |
容量 | 1264.64Wh |
定格出力 | 2000W(瞬間最大4000W) |
使用時間 | 1泊2日程度 |
出力ポート数 | 8 |
重さ | 14.5kg |
サイズ | 356×260×283mm |
充電時間(AC) | 約1.7時間 |
Jackery 1000 Plusは1264Whの容量と2000Wの出力を持ちながら、本体は14.5kgと比較的軽量なのが特徴です。
- 車載冷蔵庫:約14時間
- プロジェクター:約9時間
- コーヒーメーカー:約1.3時間
ハンドル付きで持ち運びやすく、キャンプや車中泊の移動でも扱いやすい点が魅力ですね。
他社のポータブル電源は、持ち手が左右についていることが多いのですが、ジャクリは大きいハンドル付きで持ち運びやすさが重視されています。
拡張バッテリーを追加でき、最大5kWhまで容量を増やせるため、短期利用から長期滞在まで幅広く対応可能です。
車中泊におすすめのポータブル電源B:Anker Solix C1000【コスパ】
引用:Anker
項目 | 詳細 |
---|---|
定価 | 119,900円 |
セール価格(50%オフ) | 74,900円 |
容量 | 1056Wh |
定格出力 | 1500W(最大瞬間2000W) |
使用時間 | 1泊2日程度 |
出力ポート数 | 11 |
重さ | 12.9kg |
サイズ | 37.6×20.5×26.7cm |
充電時間(AC) | 約58分 |
Anker Solix C1000は容量1056Wh・定格出力1500Wのバランス型モデルです。
- プロジェクター:約23回
- 扇風機:約18時間
- 小型冷蔵庫:約19時間
- 電気ケトル:約0.9時間
- 小型炊飯器:約4.8時間
- 電気毛布:約14時間
最大の強みはコストパフォーマンスで、1000Whクラスではセールを利用すると比較的リーズナブルです。
58分でフル充電できる急速充電機能を搭載なため、車中泊に行く前に充電できて便利ですね。
日本限定カラーのベージュは、優しい色合いでインテリアに合うデザインなので、防災用として家庭に置いておいてもオシャレです。
車中泊におすすめのポータブル電源C:YOSHINO B1200【固体電池】
項目 | 詳細 |
---|---|
定価 | 169,900円 |
セール価格(35%オフ) | 109,900円 |
容量 | 1085Wh |
定格出力 | 1200W(瞬間最大1600W) |
使用時間 | 1泊2日程度 |
出力ポート数 | 10 |
重さ | 11.6kg |
サイズ | 296×204×256mm |
充電時間(AC) | 約70分で80% |
YOSHINO B1200は1085Whの容量を備えた新世代の固体電池モデルです。
バッテリー熱の強さは、三元系リン酸鉄<リン酸鉄リチウムイオン<半固体<個体の順番に強くなります。
YOSHINOはポータブル電源メーカーの中でも数少ない固体電池を採用する商品なので、夏の車内にポータブル電源を放置する時間が長い方におすすめです。
重量は約11.6kgと軽量で持ち運びやすく、従来のリチウムイオン電池よりも高い安全性を実現しています。
70分で80%充電可能な高速充電機能やUPS機能も搭載しており、防災用途としても優秀なので、車中泊から災害対策まで幅広く使える注目モデルです。
車中泊でポータブル電源の置き場所と注意点
車中泊ではポータブル電源を屋外に持ち出すため、置き場所を間違えると火災が起きたり、故障に繋がったりするので注意が必要です。
ここでは置き場所の工夫や注意点を紹介します。
床に直接置かないほうがいい理由
車中泊ではつい床にポータブル電源を置きがちですが、振動や湿気の影響を受けやすく、故障の原因になることがあります。
段差やクッション性のある板を敷いて設置すると、ポータブル電源本体を保護できますよ。
また、万一の水分侵入を避けるため、床から少し浮かせて置くのが安心です。
通気性を確保して安全に使用するコツ
ポータブル電源は使用中に熱を持ちファンを回して冷却させているため、通気性の悪い場所に置くと発熱による性能低下や故障のリスクが高まります。
車内のシート下や荷物の隙間などは避け、空気が循環しやすい場所に配置しましょう。
ポータブル電源の背面などにある排気口を塞がないことも重要で、少なくとも数センチは壁から離して設置するのが安全です。
夏の暑さで車内にポータブル電源を放置しない
夏場の車内は50℃を超えることもあり、バッテリーの劣化や膨張、最悪の場合は故障につながります。
直射日光が当たる場所にポータブル電源を長時間放置するのは特に危険です。
使用後は必ず涼しい環境に移動させ、充電時も高温になりにくい時間帯を選びたいですね。
移動先のレジャー施設で遊ぶときに、車内の熱さ対策ができないなら、熱に強い固体電池を選ぶことも考えてみてください。
ポータブル電源メーカーを比較したい方は、以下の記事も併せて参考にしてみてください。
車中泊とポータブル電源に関するよくある質問
ここでは、車中泊用にポータブル電源を選ぶ際に、知っておくと役立つ情報を紹介します。
Q1: 車中泊用のポータブル電源はどのくらいの容量が必要ですか?
A1: スマホやライト程度なら300〜500Whで十分ですが、ケトルや炊飯器を使うなら1000Wh以上、電子レンジやクーラーを使うなら1500Wh以上が安心です。
Q2: 車中泊でポータブル電源を充電する方法はありますか?
A2: 主に自宅のコンセント、ソーラーパネル、車のシガーソケットから充電できます。
Q3: 車中泊におすすめのポータブル電源の置き場所はどこですか?
A3: 通気性が確保でき、直射日光や水濡れを避けられる場所がおすすめです。
Q4: 車中泊用のポータブル電源でクーラーやヒーターは使えますか?
A4: クーラーやセラミックヒーターは消費電力が大きいため、2000Wクラスのモデルが必要です。
Q5: 車中泊でポータブル電源を使う際に注意点はありますか?
A5: 高温の車内に放置しないこと、排気口を塞がないこと、容量を超える家電を使わないことが大切です。
Q6: 車中泊用のポータブル電源は防災にも使えますか?
A6: はい、防災用として非常に役立ちます。
車中泊におすすめのポータブル電源のまとめ
ここまで車中泊におすすめのポータブル電源について解説をしてきました。
車中泊に使うポータブル電源選びで迷ったら、コスパや軽さから1000Whクラスの容量アおすすめですよ。
今すぐ最適な一台を探したい方は、車中泊におすすめのポータブル電源4選の項目にジャンプして、自分に合うモデルを比較してみてください。